自己満妄想 新編
□おさななじみ
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:大きくなったらチャンミンは
あたしの旦那さんになってね
cm:はい、もちろんです!
:へへ///チャンミンだーいちゅき!
約束だからね!
cm:僕も○○が…
ぴぴぴぴ……
cm:ん、、、あ…
久しぶりにこの夢を見たな、、、
いつも僕が告白するところで
目が覚める
この会話を実際にしたのも
何年前になるんだろうか
幼稚園のときにして
今は20歳だから15年前?
あの頃の僕たちは毎日
一緒にいた
隣の家だからずっと一緒
でも小学校に入ってからは
お互い別の友だちと遊ぶように
なってて、、、
高学年くらいから会話も
しなくなった
中学では僕は勉強一筋
向こうはクラブ一筋
高校は別々になって僕は進学校
向こうはそれなりの高校
家が隣でも会うことは
なかなかなくて会っても
挨拶だけ
向こうに彼氏が出来たことも
知ってるし見たこともある
僕はもてる部類みたい
だけど彼女は作らなかった
なぜならあの時約束したから
正確にはずっと幼馴染の○○が
好きで好きで仕方がなかったから
大学に入ってからも勉強しか
していない
一応先輩のジェジュンに
合コン来てと言われても
断り続けた
jj:チャンミン連れて来てって
言われてんだよ〜お前も
女の一人や二人と連絡
とって遊べよ〜そのためには
合コンで女と仲良くならなくちゃ
だめなんだぞ!
cm:絶対嫌ですね
僕たちの大学は有名だけに
あって合コンでは人気らしい
ジェジュンは毎日のように
合コンに出かけてる
いろんな子と話せるから
楽しいって言ってたけど
僕にはその考えが分からない
大体合コンなんて軽いイメージ
断り続けたある日
jj:チャンミン!今日こそ
お願い!合コンきて!
人数が足らないんだよ!
cm:何度言ったら分かるんです?
僕は合コンには興味ないんですよ
人数が足らないなら
もう行かなかったら
いいじゃないですか
jj:そんなわけにはいかないの!
お願いだよ〜奢るから!
ずっと食べてていいから!
cm:食べるだけでいいですか?
jj:うん!好きなだけ食べろ!
cm:食べるだけですよ
僕は一切喋りません
jj:ありがとー!!!!
食べることが大好きな僕は
誘惑に負けてしまった
そしてこの状況
jj:はい!今日はなんと
チャンミンが来てくれました〜
女:きゃー!かっこいい!
うるさい。しかも端に
座りたいのにいつの間にか
ジェジュンの横に
座らされてるし
女:チャンミンくんに
会いたかったんだよ〜!
やっぱりかっこいいね!
見た目だけじゃ性格なんか
分からないのに僕に
会いたかっただと?
jj:そんなことより女の子
一人来ないの?
女:遅れてくるってさ
もう近くまで来てるみたい
自己紹介を済ませてからは
一言も発しなかった
無我夢中で食べるのみ
話しかけられても無表情で答え
席替えになったから端がいい
と言って一人で食べてた
来てる女の子たちは
かわいい方だった
けど○○とは違う
遅れてごめん!
その声を聞いて顔をあげる