銀魂
□巡り巡ってもう一度あなたと…
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第一幕
桜が舞う木の下に黒髪の女が一人佇んでいた。
女は桜の木を見上げ悲しそうに微笑んだ。
ここは銀魂高校2年Z組。
表向きには校内で手に負えない問題児の集まりということになっている。
だが、本当は問題児は全体の半分以下である。
このクラスの大半をしめるのは前世の記憶を持つものばかりだった。
ーーキーンコーン…ーー
「新八ぃー宿題うつさせるネ!」
「ちょ、神楽ちゃん!自分でやってこようよ」
「うるさいネ!そんなだから新八はいつまでたっても新八ョ!」
「え!?なにそれ!?」
「土方さーん、宿題うつさせろよコノヤロー」
「総悟!テメェ!!!なんだその態度!テメェもチャイナと同じレベルじゃねーか!」
「死ね土方コノヤロー。あんなクソアマと一緒にしないでくだせェ」
「んだと!?このクソザドが!!私もこんなのと一緒はイヤアル!」
「ちょ、神楽ちゃん!!??」
「まーまー2人ともーーーーー」
「ゴリラは黙ってるネ!」
「えー!??今なんて言った?ゴリラ?ゴリラって言ったよね!?」
ギャーギャー騒ぐ一同
此処にいる者は奇跡的にもう一度巡りあえた者達。
そして、このクラスをまとめるのがーーー
ーガラガラー
「おらーテメェら静かにしろー」