捧げ物

□類は友を呼ぶ
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ふすまを開けてはいるとそこにはやはり


銀時が予想したとおりの人物たちが居た


「金時ーおそいぜよー」


「もう呑んでおったぞ」


「てめーの分まで呑んじまうぞ銀時ィ」



「…何これ?」




目の前には坂本、桂、高杉が楽しそうに酒を飲んでいた



高杉とは紅桜の一件でもめていたのだが

どこで話を聞いたのか坂本がやってきて3人集められ


坂本の黒い笑顔で仲直りはしていた





「久しぶりの地球じゃ」



「新年会といこうではないか」



「俺ァ酒飲めれば何でもいいぜぇ」




だからといって何故こいつらがここに




坂本はいいとして残りの2人は指名手配だ



なのにもかかわらずこうして今目の前で飲んだくれている




「何しとるんじゃ−」




「そうだぞ早く座れ。待ちくたびれたぞ」




「お前が遅いから先飲んじまってたぜぇ」




3人に促されて席に着く



3人共酒のせいか顔を赤らめている
その顔はあの高杉も笑顔で楽しそうだった



馬鹿3人を横目で見ながら
こんな日もあっていいなと銀時は思った



みんな笑顔で自分達の立場なんか関係無しに騒ぎまくっている馬鹿達


自然に銀時も笑顔になる



「おいテメーらホント馬鹿だな」










そんなおまえ等が大好きだ、なんて死んでも言わないが









END
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