頂き物
□突然の訪問者
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ドカァァァァァアン!!!!
ある朝、真選組に何かが墜落した。
慌てて、真選組が様子を見に行く、と。
「アッハッハッ!また、失敗したぜよー!」
一人の男が笑っていた。
「…およ?おんしら誰じゃ?」
サングラスを掛けて、モジャモジャの髪の毛の男が、首を傾げて言う。
「いや、お前が誰だぁぁぁあ!!!」
真選組全員の心が一致した瞬間だった。
「金時は何処におるんじゃ?見当たらんのぅ〜。」
「…おい、まず質問に答えろ。」
土方が睨みを聞かせて言うが、黒もじゃは、それも見ずにキョロキョロして誰かを探している。
そして、その目をある一点で止めた。
「…ぉお!!!大串君じゃなか!こりゃたまげた!」
そう、その睨みを聞かせている土方の方を向いて。
「大串君じゃねぇぇぇえ!!!ひ!じ!か!た!だ!!!」
そう、言って何かに気づく土方。
ー大串って万事屋がよく言う……金時…この名前……