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□不器用な恋愛事情
act 3
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【不器用な恋愛事情】
《act 3》


今俺は…ライバルでもある火神っちの自宅にお邪魔しています。

理由?


テスト勉強しようにも、もう何が何だか全然解らないからですっ!!。


因数分解?
漢文?
元素記号?

解る訳ないじゃんっ!!。


で、こうなったら奥の手と緑間っちに電話したら

どういう訳だが、火神っちの自宅に呼ばれ…


俺…黄瀬涼太
青峰大輝
火神っち


現在緑間っちの元で、勉強中ですっ!!


「グ〜」
「寝てるんじゃないのだよ青峰!!」

スッパーンッ!!

「っっっ!!」


「緑間っち出来たッス」
「誤字脱字のパレードなのだよ」

スッパーンッ

「いっ……」


「もう寝る」
「寝てる暇などないのだよ」

スッパーンッ!!

「ってまだ寝てねぇだろうがっ!!」


寝てたり、一問でも間違っていたらハリセンでの制裁。

笠松センパイのシバきには愛があるのに、ハリセンにはない。


「つか、なんで高尾っちがいるんスか?」
「真ちゃんに泣きつかれたから」
「泣きついてなどいないのだよっ!!」

さっきから人の頭をハリセンで殴るのは、緑間っちの相棒の高尾っち。

にしても、真ちゃんって…。


「大体、どうやったら赤点なんか取れるわけ?。
授業真面目に受けて、復習したら良いだけっしょ?」

「それが出来たら苦労はねぇよ」
「眠いから寝てるだけだ」
「仕事があるッス」

火神っちと青峰っち…それに俺の言葉に、高尾っちは馬鹿だなと大爆笑。

「…高尾後は任せるのだよ」
「無理!!。
そもそもラッキーアイテムに引かれたのは真ちゃんだろ?。
それに、この三人の頭の悪さは…猿以下だって」

猿以下っ!?


「せめて猿からゴリラにしてやらねぇと」

高尾っち…ヒドい


「猿は何処までいっても猿なのだよ。
それに、猿の方が賢いのだよ」

緑間っち…遠慮ねぇッス…


「それもそだな」


こうして俺達の勉強合宿は幕を閉じ


「次をやるのだよ」


ませんでした。

えと、俺神奈川なんッスけど…。




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