飛べない烏は夢を見る
□愛玩小動物?
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あれから時間は過ぎていき、私は少し校舎を散策中
マネージャーの部屋に割り当てられている教室………また弄られそうでなんか憂鬱だなぁ
『……ちょっと時間潰してから戻ろうか』
「かな?」
『……夕くん?』
あ、お風呂上がりかな?髪ぺちゃってなってるし
まあ私もだけどね
「こんなとこで何してんだ?」
『私はちょっと散策を……』
ぎゅっ
「一人で居たらダメだろ、かなは可愛い小動物なんだからよ………悪い狼に食べられちゃうぞ?」
『狼?』
「かなを食べる狼は俺だけだからな?」
『へ?どういう意……』
ぐいっ
「……こういう事な?」
私を引っ張るとキスを繰り返す
『……んっ、ゆう……く……んっ』
「…………………っ!!可愛い……」
……頭がボーッとしてきた……
『……っはぁ』
「………ごちそうさま」
『…………ばっはっずかしいよ……!』
「可愛い顔見れて俺は嬉しいけどな!」
『………もうっ!!』
「そろそろ戻るか……また明日な」
『うん、また明日……!』
そう言ってそれぞれの部屋に戻る
………私絶対まだ顔赤い……!!
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