飛べない烏は夢を見る

□愛玩小動物?
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 どうも、浅川かなです


 潔子先輩とやっちゃん、他の学校のマネージャーさんたちは今夕飯の仕度をしに行っていると聞き食堂へ向かっています


 ……行こうとしたらノヤっさんが止めてきて困ったけどもね



 まあさておきしばらく歩いていると、女子の声と美味しそうな良い匂いがしてきて……うんここだね!



 ガラッ


 『……こっ、こんばんはー!』

 「かな……!」

 「かな先輩!!」


 入ると潔子先輩とやっちゃんと……他校のマネージャーさんたちが居た


 『……えっと、はじめまして!』

 「あなたが浅川かなちゃん?」

 「かなちゃん可愛い!よろしくね!!」

 「可愛い!お持ち帰りしたい!!」

 「やめなよ、でもホント潔子ちゃんが言ってた通り可愛いね!!」

 『(潔子先輩!?)あ、ありがとうございます……?』


 ぎゅううううっ


 『ふぉっ!?』

 「可愛い可愛い可愛いなぁ!!」


 どこの学校かわかんないけどマネさんに抱きしめられる私


 『あっあの!』

 「どうしたの〜?可愛いかなちゃん〜」

 『ゆ、夕飯の仕度……やることあったら私やります!』

 「もうできて雑談なうだから皆来たら盛り付けたりするだけだし大丈夫だよ!」

 「そうそう、かなちゃんはずっと私の腕の中にいればいいからね〜」

 『えええっ、あっはい……!』


 私、他校のマネージャーさんに気に入られた……?


 「清水先輩、かな先輩モテモテですね……!」

 「うん、かなは可愛いもんね」

 「潔子ちゃんと仁花ちゃんはいいなぁ!かなちゃんと同じ学校で!」

 「ねえ、メイド服とか着せたくない!?」

 「わかる!!」

 「巫女さんもいいよね!!」

 「和服も良いかも!絶対可愛い!!!」

 「……もう、あんたたちは……!」


 きゃっきゃっきゃっと盛り上がるマネさんたち


 『きっ、潔子先輩いいい……!』

 「かなちゃんが可愛いのはわかるけどそろそろ離してあげなよ、止めてあげなよ……」


 3人のマネさんから離してくれたポニーテールのマネさん

 ありがとうございます……!


 「かなちゃーん……」

 「ほどほどにね……」


 ぎゅっ


 『潔子先輩、やっちゃん……!なんか安心……!』

 「かな、補習お疲れ様」

 『うわあああん!潔子先輩いいい!!』

 「よしよし、モテモテだねかな。西谷がさっきの見たら怒りそう」

 「あっ、確かに西谷先輩怒りそうです……!」

 『きっ、気を付けます!!』


 ああ、やっぱり烏野の潔子先輩とやっちゃん大好き私……!



 マネージャーさんたちと居ると、体育館から終わりの挨拶が聞こえ……私たちは夕飯の盛り付け等に取り掛かった




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