飛べない烏は夢を見る

□ようこそ!排球部へ!!
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 翌日の放課後


 扇西高校の人たちは4時半に到着らしく、今は部員皆でコートの準備とかしてます

 私は一通り終わったらドリンク作りに行くけどね!



 「じゃあ仁花ちゃん、手前のコート脇にパイプ椅子並べてくれる?えーと……8脚!」

 「ハイ!」


 潔子先輩とやっちゃんが椅子を用意する中私は使いやすいボールの見定め中

 弾みやすいやすいやつのね!


 そしてボーっと立ち尽くす二人が見え


 『ほらー、また二人とも!潔子先輩見てないでやることやりなよ!』

 「やったっつーの!」

 『ならいいけどね』

 「かな!昨日の約束覚えてるか!?」

 『……おっ覚えてる……けど……!』

 「約束?」

 『田中は知らなくていいことだよ!!』

 「?」


 二人と話していると困ってる様子のやっちゃんを発見し歩み寄って


 『やっちゃん、大丈夫?置く場所わかる?』

 「……えっと……すみません……!」

 『謝らなくて大丈夫だよ!あはは、潔子先輩に手間掛けさせないようにわかってるフリしちゃったんだね?』

 「ううっ、はい……!」

 『ちょっとわかるな、私もマネ始めた頃はそうだったしね!結局潔子先輩に助けて貰ったけど!』

 「かな先輩も……ですか?」

 『うん。よし、ほらあそこ!パイプ椅子はあそこにね!』

 「はっはい!ありがとうございます!」


 やっちゃんに椅子を置く場所を教えると私はドリンク作りの為外に出た






 作り終え、体育館に戻るとタイミングが良いのか悪いのか


 扇西「失礼シマス!!!」

 『うわわわわっ!?』


 もう到着時間になったか!!


 声を揃えて扇西高校の人たちがやってきた


 「集合!!!」


 大地さんが集合を掛け皆集まっていく


 『やっちゃん!』

 「私達も整列するよ!」

 「ハイ!」



 「お願いします!」

 烏野・扇西「シアース!!!」




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