飛べない烏は夢を見る

□IHに向けて
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 教室での終礼が終わった後


 『あれっ、ノヤッさんそっち体育館と逆方面……』

 「俺は旭さんのとこに行ってから行くけど……かなも来るか?」

 『喜んで!!』



 そんなわけで旭さんのクラスに行くことに

 三年生の人たちからの視線を感じるけど気にせずノヤッさんと雑談しながら歩いていると目的の教室に着いた


 そして


 『「旭さああああああん!!!」』


 ガラッと教室のうしろの扉を開けながら叫んだ


 「GO 部活!!!」

 『今日も張り切って行きましょうー!!』


 そう旭さんに言い、教室に失礼しますと入る私とノヤッさん


 「さあ、旭さん鞄もって!」

 『旭さん、忘れ物はありませんね?大丈夫ですね?………行きましょうー!!』

 「わわっ……ちょっと二人とも……!」


 少し注目を浴びながら旭さんをぐいぐい引っ張りつつ教室を出て体育館へと足を進めていく


 『IHまであと少しですね!』

 「そうだな!いっぱい練習しねえと!」

 『私も皆が頑張れるように応援とか頑張るよ!旭さんは!?』

 「おっ、俺も練習頑張らないと!」



 そんな会話をしながら部活に行きました!




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