飛べない烏は夢を見る
□大人猫、雛烏
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全体での挨拶が終わり、今は片付けや掃除なうです
田中は敵視していた山本くんと絆的なものが芽生え、日向くんは犬岡くんと仲が良くなったようでわいわい話していた
月島くんは主将さんにはなしかけられていたり、影山くんは孤爪くんを見詰めすぎて(睨みすぎて)逃げられていたり、旭さんは芝山くんに怖がられていたり………皆色々ありました
ノヤッさんは夜久さんをじーっと見つめた後、凄かった自分も負けないと一方的に言うと片付けに戻っていった
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そして帰り
田中と山本くんは泣きながら握手し
日向くんは孤爪くんに継ぎ試合するときは自分たちが勝って¨悔しかった¨とか¨楽しかった¨とか¨別に¨以外のことを言わせる、と宣言していた
黒尾さん(さっき名前知った)と大地さんはバチバチとした握手を交わしていた
試合前と同じくニコニコしてるけど怖いです二人とも
そして―――
「浅川さーん」
『お?犬岡くん!』
どうやらはじめに挨拶した後私がはなしかけてきて嬉しかったらしく、それのお礼をしにきたみたいだ
そんなのどうってことなかったのにね!
「それではまた会いましょうー!」
『うん!またねー!!……っお?』
犬岡くんに手を振っているとノヤッさんに腕を引っ張られた
『………どうしたの?』
「……なんかムカついた。試合前も……」
『えっ?なんかノヤッさん悩みが!?』
「…やっぱかなはちゃんと言わねーとわかんねーか…」
……あれ?
しばらくすると挨拶、と声がかかり解散と別れの挨拶をした
こうして、GW合宿は終わり………
烏野は次の目標に向かっていく―――
――――――
to be continued