飛べない烏は夢を見る

□合宿スタート!
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 あれから皆で夕飯作って食べて片付けて、部屋に布団敷いたりしてやることは終わった

 3年生から順にお風呂の時間になり、ちょうど今私もお風呂終わってたまたま会った田中と歩いてます


 『あ、日向くんだ!……うん?』

 「次1年風呂だぞ〜」


 なんか………オロオロしてる!?


 「どうした日向」

 「ひっ!!?」

 『……日向くん、なんかあったの?』


 「し………」

 『「 し? 」』


 「知らない人が…いるんです…この建物の中に…」

 「はあ!?んなわけあるか今日ここ使ってんの俺たちだけだぞ」

 「けど絶対見たんですっっ!」

 「………どんな奴」


 「なんか………こども………」


 ゾワァアアアアア


 「まさか…まさか…幽r『「やめなさぁああああい!!!」』


 『たっ、田中……』

 「どっどうした!かな!?」

 『抱きしめさせて!!怖い!!ホントはノヤッさんに抱きつきたいけど!この際相手を選んでる余裕ない!!』

 「俺もだ!抱きしめさせてくれ!!!」


 ヒタ……


 「ギャアアアアアア!!!!」

 「うわぁああああ!!!!」

 『出たぁあああいやぁあああ!!!!!!』



 私終わった………!!



 「何騒いでんだ?大地さんに怒られるぞ」

 「…………」

 「あれ?…どっかで見たことある人……?」

 「ただのノヤじゃねーかバカヤロウ!」

 『………ふっ……う……っ』

 「っておい!お前泣いてんのか!?」

 「浅川先輩!?」

 「大丈夫か!?」

 『ノヤッしゃあああん……?』

 「!!……かな俺がいるから大丈夫だぞ!」

 『ノヤッさぁああああん!!!』


 私はノヤッさんに抱き付いて泣いた

 ああ、ホントノヤッさんでよかった……本物の霊的な何かじゃなくて


 合宿1日目。

 こんな感じで始まりました!












――――――
 to be continued
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