飛べない烏は夢を見る

□帰ってきた守護神
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 「あ゛あ゛!?
 てめえ今なんつったコラァ!!」

 「まあまあ」


 日向くんの背小さいですね発言にご立腹のノヤッさん


 「あっ…ごめんなさ………あのっ」

 「あ゛!?」

 「身長…何センチ…ですか…?」

 「159pだ!!」


 「うおおおっ……!」

 「な、なんだよ…」

 「高校の部活入ってはじめて人を見下ろしましたっっ」

 「大して見下ろしてもねえだろ!泣いて喜ぶな!!」


 日向くん……またノヤッさん機嫌悪くなっちゃった……


 『ノヤッさん!!』

 「…かな?」

 『背なんて関係ないよ!ノヤッさん男前だし器大きいし優しいし私と話すとき目線近くて嬉しいし!!…ノヤッさんは今の背嫌い!?』

 「そんなこと…かな…!」

 『ノヤッさん…!』

 「大好きだぁああああー!!」

 『ノヤッさぁーーん!!』


 一瞬見つめ合い抱き合うノヤッさんと私



 こそっ

 「…あの、田中先輩」

 「ん?あの二人のことか?」

 「はい…付き合ってるんですか?」

 「…いや、二人ともただの男友達と女友達だ」

 「「え」」





******


 「お前ら1年か!!」

 「「オス!!」」

 「さっきのサーブの奴!そのでかくて目付き悪い方!
 お前ドコ中だ!!」

 「…北川第一です」


 あれからノヤッさんは私の励ましで正気に戻り今は私と田中、日向くん影山くんと雑談してます


 「まじか!強豪じゃねーか!通りであのサーブか!!
 俺中学んとき当たって2ー1で負けたぞ!」

 「え、そうなの!?」

 『影山くんの出身校強かったんだね!』

 「おう!そんときもサーブすげえ奴居てよぉ!」


 後ろで先輩方がノヤッさんの声うるさいとか言ってらっしゃった気がするけど黙っておこう本人には



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