飛べない烏は夢を見る
□Let's study!!
1ページ/2ページ
部活後私達5人は部室で大地さんに正座させられ
「いいか、先ずお前らがこれから絶対に守ることは……」
『「「「「………………………」」」」』
「授業中に寝ないこと!!」
『「「「「……(ギクーッ)……」」」」』
「根性だけでイキナリ徹夜とかして日中の授業も部活もグズグズ……なんてことはもっての他だ」
大地さんの言葉は私達に図星で……流石大地さんだよ
月島くんと山口くんは着替えて先に帰っていった
……月島くん嫌味な顔で帰っていったよ!山口くんを見習え!!月島くん!!
「でもまだ時間はあるし効率良くやるべ。大丈夫、そもそも高校入試はパスできた訳だしさ」
「スガさんっ……!」
「……まあこれで授業中寝たらマジ覚悟しとけよお前ら」
菅原さん怖い!私絶対寝ないように頑張る!!
「で、わかんない事はわかんないままにすんな。3年で多分教えられるから」
大地さんはそう言うと早く帰って休めと言い、解散になった
*
帰り道……
2年メンバーで帰ってます
「テストか……」
「テストだな……」
『テストだね……縁下くんたちは進学クラスだから大丈夫そうだね』
「うん、赤点は絶対無いな」
「無いよなー」
「お前ら3人寝るなよ?」
『がっ、頑張るよ!ね!……あっ私とノヤっさん席近いしどっちか寝そうになったら起こそう!』
「おっ、いいなそれ!」
話しているとそれぞれ家の近くになり帰っていった
そんで……
「……やっと二人きりになったな!」
『そうだね!』
「かな!」
『なにー?……えっと、ゆっ……夕くん?』
「おう!なんか名前呼びって新鮮だな!かな可愛い!!」
『ちょっ、恥ずかし……!あ……』
「あ、姉ちゃんお帰り」
バッ
「……たっ、拓じゃねーか!久しぶりだな!」
「西谷さんお久しぶりです。姉ちゃんちょっと雰囲気変わったなと思ったら……なるほどね」
『なっ何が!!?』
「何でもないよ。ほら夕飯できてるから食べよ姉ちゃん」
『あっうん!ノヤっさんありがとね、また明日学校でね!』
「おう!またな!」
.