飛べない烏は夢を見る
□王様と大王様
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決まった後、見慣れた田中がよっしゃ！と叫んでた
ちょっと得点の人が引いてたけどね
しばらくすると田中のサーブで試合再開
青城から返ってきたボールはワンタッチし田中が拾い影山くんがトスし日向くんが打ち
拾われ返ってくると点を取られてしまった
それの後はなんとか止められずに点が入った
「なぁ、なんか……烏野の攻撃段々速くなって来てないか？
全体的に何となく前のめり気味っていうか……」
『確かに……ちょっと速い……？』
「青城(こっち)は至ってのびのび〜って感じなんだよな…」
今の得点は烏野11点青城18点
青城のサーブを田中が拾い、ボールがネットを越える位置に上がったのを見ると大地さんが影山くんに押し込めと叫ぶと影山くんは及川さんと押し合いに
及川さんは勢いを往なしてから押し返し、影山くんは床に崩れ落ちてしまった
押し合った後影山くんは月島くんに上げたけどコンビミス
でも旭さんが拾い青城に
返したボールはチャンスボールになり及川さんが上げ気持ちよくスパイクが決まった
笛が鳴り、セッターを菅原さんが影山くんと交代
影山くんは悔しい顔をしてたけど菅原さんは肩を軽く叩くとコートへ
コートの外に出た影山くんに日向くんが
「お前を倒すのは絶対おれって言った！！それまで誰にも負けんじゃねえよ！！！」
「……試合終わってねえんだからまだ負けてねえし」
日向くんにそう影山くんが言葉を返した
その後日向くんは怒られるから！と山口くんに回収されていた
……久々に見る菅原さんのプレーだ……！
――――――
to be continued