みんなと一緒に過ごした一年間

□第4Q まともじゃないかもしれないスね
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海常高校


誠凛高校バスケ部は海常との練習試合の為、海常高校に来ていた。


日向「おお〜広〜〜
やっぱ、運動部に力入れてるトコは違うねー」


バスケ部の中で1人いつにもまして、目つきが悪い人が1人いた。


黒子「火神君、いつにもまして悪いです。目つき」


凛歌「本当だ。昨日ちゃんと寝たの?」


火神「るせー。ちょっと、テンション上がりすぎて寝れなかっただけだ。」


黒子「…遠足前の小学生ですか」


凛歌「大我君って、結構子供だよね」


そんな話をしていると、黄瀬が誠凛バスケ部に声をかけた


黄瀬「どもっス。今日は、皆さんよろしくっス」


火神「黄瀬…!!」


黄瀬「広いんでお迎えにあがりました。
黒子っちー、凛歌っちー、あんなアッサリフるから…毎晩枕を濡らしてんスよ。もー…
女の子にもフラれたことないんスよ〜?」



黒子「…サラッと、イヤミ言うの止めてもらえますか?」


凛歌「じゃあ私が女で初めてなんだ。涼くんをフったの。」


黄瀬「そーっスよ〜。結構ショックだったんスから〜。
だから、黒子っちと凛歌っちにあそこまで言わせるキミには…ちょっと興味あるんス。
《キセキの世代》なんて、呼び方に別にこだわりとかないスけど…
あんだけハッキリケンカ売られちゃあ…
オレも、そこまで人間できてないんで…悪いけど本気でツブすっスよ?」


火神「ったりめーだ!」



そんな話をしていると体育館に着いた


黄瀬「あ、ここっス」



中に入った誠凛バスケ部は驚いた。


リコ「…って。え?」


凛歌「えーっと…。片面でやるの…?」



リコ「もう片方は練習中…?」



部員「てか、こっちのゴールは年季入ってんな…」


海常監督「ああ、来たか。今日はこっちだけでやってもらえるかな?」


リコ「こちらこそよろしくお願いします。
…で、あの…これは…?」


海常監督「見たままだよ。今日の試合ウチは軽い調整のつもりだが…出ない部員に見学させるにはあまりにも学ぶものがなさすぎてね。
無駄をなくすため、他の部員たちには練習してもらってるよ。だが、調整と言ってもウチのレギュラーのだ。トリプルスコアなどにならないように頼むよ」
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