みんなと一緒に過ごした一年間

□第3Q 本気です
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部室


部員の手には、月間バスケットボールがあっ
た。



部員「この号、黒子と翡翠が帝光いた頃のじゃん?」


日向「おー、1人1人特集組まれてるよ。《キセキの世代》黒子は…記事ねーな」


部員「6人目なのに…取材来なかったの?」


黒子「来たけど忘れられました。」


黒子のその、セリフにその場にいた全員が
泣いた。


全員「切ねー!!」


日向「そういや、凛歌。オマエもマネージャー特集で、載ったことあるよな?」


凛歌「何で、覚えてるの?順くん…」



日向「そりゃあ、幼馴染だし。衝撃的だったからな。覚えてるに決まってんだろ?つーか、オレは凛歌のことで忘れたことなんかねーし」



凛歌「そうだった…。順くん、私が忘れてるようなことまで覚えてるもんね」


日向「オマエだって、覚えてるだろ?オレが忘れてること」


凛歌「そうだけど〜…」


黒子「あの、そういう話は後にしてください」


日向&凛歌「分かったよ/はーい!」


黒子「それに、ボクなんかと5人は全然違います。あの、5人は本物の天才ですから。」





校門


黄瀬「おー、ここか誠凛。さすが、新設高。キレーっすねー」



明菜「ここに、黄瀬君の元チームメイトさんと中学時代のマネージャーさんがいるんですか?」


黄瀬「そうっス!!」


その頃、校門では黄色い髪の青年と敬語少女が体育館に向かって歩いていた。


体育館 練習中



火神が、ボールを持って相手を離そうとするが相手も追い付く。


が、火神が切り返して相手を離しゴールを決める



凛歌「すごいなー。大我くん。これならみんなとも、いい勝負したりして…(でも、みんなだって成長してるよね…。気を引き締めないと!!)」


日向「凛歌、黒子どこにいるか分かるか?集合って言ってんだけど、黒子来なくて」


凛歌「テツくん?あっ、あそこにいるよ」


日向「サンキュー。オマエも、ドリンクとタオルの用意頼むわ」


凛歌「了解!」






部員「海常高校と練習試合!?」


リコ「っそ!
相手にとって、不足なし!一年生も、ガンガン使ってくよ!」


日向「不足どころか、スゲー格上じゃねーか…」


部員「そんなに、強いんですか?」


日向「全国クラスの強豪校だよ。インハイとか普通に出てる」


部員「ええ!?」


日向「それよりカントク、帰って来た時言ってたアレ。マジ?」


リコ「もちろん!海常は今年、《キセキの世代》の黄瀬涼太を、獲得したトコよ!」


火神「(《キセキの世代》!!まさか、こんな早くやれるなんてな…。ありがてー!!テンション上がるぜ!)」


日向「しかも、黄瀬って、モデルもやってるんあじゃなかったか?」


部員「カッコよくて、バスケも上手いとかヒドくね!?」



凛歌「あのー…リコ先輩。何か、すっごいギャラリー、集まってるんですけど…」


リコ「えっ?」


凛歌の声で周りをみてみると、確かにギャラリーが集まっていた。全員、女子生徒だが


黄瀬「あーもー……。こんなつもりじゃなかったんだけど…」


明菜「仕方ないですよ。黄瀬君人気者ですから…」
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