Short Story

□時の流れに逆らって
2ページ/4ページ


ルフィからのメッセージを受け取った後、出来る限りの事をしようと心に決めた。
いつも勝手な船長を支え、その進む道を航海士として示すために。

学ぶべき事は山ほどあって。
時間はあっという間に過ぎていく。
2年なんて、すぐに過ぎてしまうと思った。


なのに、どうしてあいつの事を考えたら、こんなにも時間が流れるのが遅く感じるんだろう。

知らない女に言い寄ったりしていないかな。
また無茶してボロボロになっていないかな。
……無事で、生きているかな。


ルフィは大丈夫だっていう確信がある。
大体、頂上戦争で生き残っているあたり、ルフィらしい。

ゾロはそんなに心配してない。
スリラーバークで何故か大量出血して死にかけた時も何だかんだ生き残ったし。

ウソップは死ぬ事はなさそうね。
逃げ足の速さだけは人一倍優れているから。

チョッパーも大丈夫かな。
医者だからか、自分の限界をちゃんと分かっているし。

ロビンは問題なさそうね。
20年も”世界政府”から逃げ続けている経歴があるし。

フランキーは死にそうもない
改造人間だから、頑丈さは誰よりもあるし。

ブルックはどうとでもなるわね。
ウソップみたいに逃げ足速いし、意外と強いから。

 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ