one piece (kid編)
□◆信じる強さ
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『テメェの泣き虫はいつになったら治るんだよ』
「うっ…うるせいやい馬鹿…」
『キッドに憎まれ口言えるくらいには戻ったな』
ドロップが泣き出してから数十分後
やっとドロップも調子が戻ってきたようだ。
「んで、これからどうするの??」
『随分、あっさりだな;つかコートの中入んじゃねぇ』
ドロップは
泣きやむとキッドのコートの中に入っていた。
「たまには、このコートも役にたつねぇ。あったかーい*」
『一応、次の島につくよう船を動かしている』
「お!!まじっ『ちなみに買い物じゃねーからな』ですよねー…;」
しかし、それまで
時間があるためドロップは
自分の敵である海賊のコトを話す。
「んで、コイツが船長らしい」
『……コイツ』
ドロップが賞金首の紙を見せると
キッドは目を細め固まっていた。
「え、何!?知ってるの!?」
ドロップは
期待のまなざしをキッドに向けながら机を強く叩いた。
『いや、知らねぇけど賞金少ねー上に、この顔と思ってよ』
「………」
なんだ。ただの悪口か。
ドロップは
細めた目でげなんとした表情をキッドに向けた。
『…なんだよ。俺がこんなマヌケ面知るわけねぇだろ』