one piece (kid編)

□◆ひとり
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「霊流!!」





自分の血を霧みたいに相手に飛ばした。



『が、がぁっ!!』


男は胸を抑えもだえる。


まぁ、苦しいよね。


この技は
自分の血を相手の心に入り込ませ、潰す方法だから。



最も残酷で最低な技だけどドロップはこの技が気にくわないが使っているのだ。




「ごめんね」




『があああ!!あぁ…』






分かってる。
最低だってことも
こんな自分だから誰も




「キッド…」




今一緒にいるあの人達は私をなんとも思わないのだろうか…。



私は仲間だと思っていないけど…。
あの人達は…。




「ふ、うぅ…!!」



そう考えてたら涙がでた。




もう、過去をなおせない。
私が犯した誤ち。



私は永遠に自由に羽ばたけず。
ただ生きて殺し続けるしか残されてない。




「キッド…」



私にいつ殺されるか
分からないのに。


なぜお前は…







「まだ…信じてないから」




そう、まだだ。


アイツだって海賊。
私はアイツをいつだって殺せる。







「待ってろよ…」



今は逃しているけど


絶対にやるから…。
いつか必ず…!!










『ドロップ!!!?』








キッド達が山についたようだ。
しかし、倒れている男をみてキッドは驚いていた。




「あれー☆キッド??良かったぁ!!迷子になったまま死ぬかと思った!!」



『テメェ…1人でこの人数やったのかよ…』


キッドの周りにはドロップがやった男達。


軽く50人は超えている。


「なんかさー寝てたら襲われたんだよねー??ビックリしてやっちゃったんだよ〜」



キラーやキッドはドロップの言葉にポカーンとしていた。



『おま…お前やっぱ面白ぇ奴!!』


キッドが大声で笑った。

『お前を仲間にして正解だったな!!』




『ドロップ。だが顔に傷をつくるのは良くないな女なんだぞ』


キラーはドロップの傷ついた頬に手を添えた。


「わりぃ!!キラー!!心配してくれてアリガト♪」





ドロップが見つかったので、キッドと共にドロップは船に戻ったのだった。






おまけ★


『つか、なんで山にいたんだよ』


「え!?…歩いてたら…山についた??」



『…とんだ方向音痴だな』

『…違いない』



『次から首輪でもつけとくか』


「ちょ!!私は犬か!!?」
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