one piece (kid編)
□◆ひとり
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「…寝ているとでも??」
ドロップが目を覚ます。
『うわ!!』
『な!て、テメェ!!寝てたんじゃ…!!』
ドロップが急に起きたことに男達は驚く。
「…あのさぁ、呼吸荒くしてデュヘヘデュヘヘ笑ってたら起きちまうよ」
頭をボリボリ掻きながらドロップはため息ついでに言う。
『デュヘヘなんて笑ってねぇよ!!』
「え?そうなん??てっきり変態が来たかと思った☆顔も変態っぽいし☆」
『テメェ!!女だからって手上げねぇと思ってんのか!!』
男達はドロップにいっせいに飛びかかる。
「お??ケンカかい??ケンカは好物だ!!」
ドロップは嬉しそうに刀を構えた。
「空回天!!!」
ドォン!!
『あ??今のデケェ音はなんだ??』
キッド達はドロップがやった技の音に反応した。
『何かの争いか??』
『…行くぞ!!キラー!!』
興味があったのかキッドは音がした方へ走った。
『…!!?ドロップはどうするんだ!!』
『アイツなら大丈夫だろ!!1人にして勝手に死ぬような玉じゃねぇ!!』
『…ハァ。分かった』
キッド達は音がした山の方へ走っていったのだった。
「精音!!」
『ぐわっ!』
『ひぃ!!こ、コイツは…』
「通称、死人。レイニークライ ドロップだよ」
『た、たすけて…』
今更になってビビった男達は後ずさりして逃げている。
「ケンカふっかけたのはあんたらじゃん☆知ってるでしょ??死人に会ったらどうなるか(笑)」
『い、命だけは…!!』
「悪いけど閻魔様に会ってきてよ(笑)」
『ひぃぃ!!…だ、だからおめぇには仲間なんざいねぇんだよ!!人の命を粗末にするような人間に誰がついてくかよ!!』
もう、死ぬ覚悟が出来ているのか男はドロップに向かって言う。
「…そのくらい分かってるよ」
刀をほっぺに当てるドロップ。
「私に向かってそんなコトを言う奴に褒美だよ☆ありがたく思いな!!!」
もう、やり直すことは
出来ない。