one piece (crocodile編)
□*たいけい☆前編
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天気がめっちゃいい日。お天道様もめっちゃ笑顔になってる。
そんな中1人の
女の悲鳴が響いたのだ。
ぎゃあー!!!
『…あ!??なんだ??』
さすがのクロコダイルもこの悲鳴には驚いた。
ギィ…
と静かにスローモーションで入ってくるルシア。
トボトボとおぼつかない足でクロコダイルに近づいた。
そんなルシアをみていた仕事中のクロコダイルは手をとめた。
「クゥーローコォ…」
お化け屋敷にでもいるような声でクロコダイルに話かけたルシア。
『なんだ…』
ルシア。いろんな意味で顔がヤベェぞ…。
「クロコちゃん…あの、さ…」
グ〜ギュルギュル☆
『………。』
「…………。」
タイミング狙いやがったな!!腹の虫!!!///
『腹…減ってんのか…だったら…「あ!いや!!い、要らない!!」
すごく焦って
腹なっているくせに「食欲ない」なんてバレバレの嘘をつくルシアにクロコダイルは勘づいた…。
『テメェ…まさか…』
「わー!!わー!!違う!!違う!!私はそんなキャラじゃねーし!!」
『…いくらだ』
「え…いや…えっ…とさ…0。」
『あ??』
また、お得意の嘘か??
「あー!!もう!!!募集中の仕事先さがしてっ!!」
『………は??』
あまりにも予想外の言葉を聞いたクロコダイルは頭にハテナが出ていた。
『おい、テメェ…ダイエットするんじゃねぇのか??』
「は??何でダイエット??え!?私太ったか!?」
ルシアは自分の腹周りを焦り気味で確認したりしていた。
『仕事見つけるのと飯はいらねぇとはどういう繋がりがある…』
「え…いや、だってさいつもタダ飯食わせてもらってるし…だけど金ねーから家賃的なものも払えねぇしよ…だからこれ以上タダ飯を食うのもなって…」
申し訳なさそうに話すルシア。
クロコダイルは紫煙まじりにため息をつく。
『なにが仕事先だ…ふざけてんのか。テメェの仕事は秘書だろうが』
「え??」
クロコダイルの発言に
ルシアは目をぱちくりさせる。
「いや…秘書って…つかそもそも今まで秘書の仕事してないんですけどー」
いつもぐうたらしか
してない私がいつ秘書の仕事したよ!!
『いつもどおりでいい。必要な時に呼ぶ』
「は〜い〜分かりましたよ…ギュルギュル〜
二度めの腹の虫が鳴った
『…………。』
「…………。」
『飯をくえ……』
「///………はい(泣)」