one piece (crocodile編)

□*にちじょう
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チュンチュン…




「……あ??」


雀の声に耳が叩き起こされた。





「あー。朝か…ぶほあ!?」




朝から衝撃的だ。



そうだ。
私にはそんな趣味もねぇ。








クロコダイルと添い寝なんてなぁ!!




ご丁寧に腕枕されてるし!!


テメェふざけんな!!


私はそこまで尻軽じゃねぇぞ!!




怒りにまかせて
クロコダイルを殴った。


…と思ったのに





『嫌な目覚めだな??』





砂になりやがった…。




……………。







え!?砂!?
つかテメェ起きてたのか!?





『昨日、暴れたのはどこのどいつだ…??』




「う…え…さぁ〜??」



『大泣きして、自分の顔を殴りはじめたのは誰だ??』




「…げ、幻覚…じゃね??」




『なのに、殴るなんてなぁルシア??』









「…あははははー。」











ゴメンとす。









現在、午前9時。


いつもの部屋で社長もといクロコダイルは仕事を








して、ない!!






それどころか私を睨んでくる!!



やめろ!!こぇぇから!!




カルシウム足りねぇんじゃねーのか!?


酒ばっか飲むからだ!!




『ルシア』




ぎゃああああ!!



「社長!なんだ!!私を呼ぶんじゃねぇ!!」




きっと殺される!!





『分かった。』



「へ??」





あっさりして逆に怖い。

え?何??罠??









『朝飯が出来たらしいがルシアは要らなぇようだな』





……………。




……………………!?




「朝飯!?いやいやほしいから!!何言ってんだ!!」



『俺に関わるなと言ったのはテメェだろ??』




「ぎっ…」




確かに言った。
だが、飯を食わねば私はテンション上がらん。







「飯はくう。」



『食うな。』



何で!!?ケチ!!
テメェだけいい思いなんかさせるか!!



「ケチ。ケチダイル。バナナダイル!!エ○ザイル!!!」




『サーブルス!!!!!』





ぎゃあああああ!!
また砂出しやがった!!!


コイツ何!!?
化け物か何かか!?








「飯抜きか…??」




『あたりめぇだ』




「クロコよ許せ!!!」




クロコダイルは私をじっと見つめため息をつかれた。



『こい。』



「殺す気か!?」



『ちげぇ!!』



『いいから来い!!』とクロコダイルは鉤爪で
私を近くに寄せて抱き寄せた。




「あの?しゃっちょー??」

この状況がいまいち読めない。


何がしたい。このワニ。





『もういい。』


許しがでて私はクロコダイルの腕から解放された。




まじで何がしたいんだ。



私は分からないまま
部屋をでた。

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