五色の誓い
□いざ出陣
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「おー、お出迎えありがとうございまーす」
銀さんは兵に手を振りながら笑顔で歩いていた。
「男は2人だけだ!女、子供を先にやれ!」
兵があたし達を指で指しながらいった。
「女、子供か…」
「なめられたもんアルな?」
「斬っていい?」
「待て、まだだ」
「まほ気をつけろよ?」
「大丈夫!銀さんもね!」
「おー、じゃぁ、お遊びタイムといきますか!」
最初はあたし達女グループが前に出た。
なめられてるからね
ちょっと痛い目を合わせないとと言う事でして
「はっ、お前たち女が男に勝てるとでも思ってるのか?」
兵の男は見下したように笑った
「んー、その微笑み気に入らないなぁ〜」
変なところでキレやすいあたしは、鋭い目つきになり、その男に反撃しはじめた。
当然あたしは無防備で、男の手には刀がにぎられている
「素手で戦えないなんてそれでも男?」
その場で1番上の位なのか、指示をしていた人と、女だと馬鹿にしてた人を倒していった。
神楽ちゃん、のぶめさん、月詠さんとで階段を崩し沢山の兵を落としていった。
すごいなぁ
「まほ!後ろっ!」
神楽ちゃんが声をかけてくれたおかげで、あたしは間一髪でよけ、相手より後ろに下がり相手の首に衝撃を与えた。
「ごめんね、ボーッとしてた」
「怪我しなくて良かったアル」
「大丈夫だよ!」