短編
□好きです!
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春
それは、桜の季節
そして、恋の実がなる季節
「よぉ名無しさん」
店の暖簾をくぐってこちらに歩いて来る、黒い服をきた男の人
その人はとても綺麗でスッとしたまっすぐな背筋をしている
「こんにちは、沖田さん」
そう、新撰組の沖田総悟さん
この団子屋の唯一の常連客
いつも来るものだから、自然とあたしは名前を覚えてしまい
そして、自然に話すようになった。
「いつもの頼みまさぁ」
「はーい!」
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