Angelcode9096[JJ] 完結

□Angelcode9096[JJ].1
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人間界に来て7日目の事


今日は平和だな


なんて思っていたら







ビルの屋上から空を見ている女の子を見つけた。







自殺希望者?







あんな綺麗な光して・・・(魂の光)








思ったとたん屋上に移動していた。







これってオレ担当?

まぁいっか

守護のうちだ・・・・









女の子の隣に立ってオレも空を見上げる







何を言えばいいんだろう?







考えた末







JJ「死にたいの?」






あ、これ違う直球すぎる

でももう言っちゃったし・・・

横を見ると目があった。

ちょっと笑ってる














「飛べたら気持ちいだろうなって思ったけど

              飛べないね」









うん、飛べないのは不便だよね
人間って大変だよね

いやこれも違う言っちゃダメ








JJ「ここから飛んだら確実に死ぬな」








あぁぁぁこれも違うだろぉぉぉぉ・・・


もっと気の利いたこと言えないの?オレ・・・








次の言葉を思いつかないでいると











青い空に溶けそうに

儚く笑う彼女が言う










「死なないよ。ありがとう」












何故か胸が痛んだ










JJ「ねぇ、俺と付き合わない?」





あぁまた何言ってんだよ俺・・・










「からかってるの?」









君が泣きそうで また胸が痛む









JJ「や、そうじゃなくて・・・


付き合うじゃなかった!


えっと…そばにいるとかダメ?飛べるまで!」










「飛べるまで?契約みたいね。」








JJ「そう、契約!。しかも無料。」









「ふふ 面白い人、携帯電話みたい」









「まぁそんなもんだと思って?」





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