Angelcode9096[JJ] 完結
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その夜マリアの部屋に行くと
なんだか嬉しそうに
鼻歌なんか歌いながら携帯を操作している
相手はあの男?
だめだよマリア
あいつはだめだ!
オレは無言で
言葉に出せず唇をぎゅっとかんで目で訴えた
そんなオレにやっと気づいたマリアは
マリア「ジェジュン?なに?」
ん?っと顎を引き子供をあやす様に言う
オレはまさかあの男がヴァンパイアで
かなり危険だから
もう近づくなとは言えず
どうしたもんだと
更に唇を噛んだ
マリア「ジェジュン お口がいたいいたいでしゅよ〜♪」
マリアがふざけて言いながらオレの顎を押してポンと唇を解放させた
間抜けな顔になったじゃないか!
いやそうじゃなくて―――!
あいつと会うのを止めさせないと・・・
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