Angelcode9096[JJ] 完結

□Angelcode9096[JJ].19
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罰・・・・

当然?



ジェジュンが罰を受けるのが当然だと?



・・・・・・・・・・・・


僕にはそれが

理不尽にしか思えない



僕たちは何故存在するのだろう・・・

天使とは?

神とは?

秩序を守る為?

人間や命ある者を守る為?

秩序は何のに為に?



ただこの宇宙の

時の連続を乱さない為ですか?










ジュンスが言った



JS「それなら俺も同罪です」










CM「僕もです。」










マリア「罰?どうしてですか?

   ジェジュンの何が悪いの?
 
   私の守護天使なんでしょう?

   私を守ってこうなったのに…

   私の魂を持っていって下さい…

   私が罰を受けます、

   永遠に転生しません、

   焼かれたっていい…

   だからジェジュンを…」






泣きじゃくるマリア






YC「いや…俺を連れて行ってください…

   全部俺が招いたことです…

   今は解ります自分が間違っていたと…

 こんな優しいやつは他にいないでしょ?

   何も悪くないのに…

   罰をうけるなんて……





ミカエル「そうだな、

  こんなやつは見たことないな…


ジェジュンのしたことが罪なら

  私も同罪だ 

  私は二人を見て見ぬ振りをした…

  ジュンスとチャンミンは

  私と太陽神ユノの元へ行こう

  二人は…地上に残れ」







YC「でもそれじゃ!」





ミカエル「ジェジュンは守っただろう?

    お前たちを…

 

ジェジュンの想いを無駄にしたくない…

 


いいか?太陽神ユノの元へ行き罰を受け…

 消滅すればお前は気が済む知れない。

 
 

 その娘をジェジュンに託し

 安心して永遠の静寂につける・・・

 だが、それをジェジュンが望むか?

 全てをかけて守った筈が

 目が覚めた時、跡形も無くなっていると知ったら?・・・・

 


 お前はジェジュンが守った者を

 守らなければならない。

 自分自身も・・・

 


 最悪の場合は・・・

 ジェジュンが受ける罰は消滅・・・

 かも知れない・・・

 ・・・・・・・・・・・・・

 
 
 それでも・・・

 この宇宙は廻って行くんだ

 何もなかったように・・・

 

 

 理不尽だと私たちを責めるだろう?・・・

 だがな・・・ユチョン・・・

 非情にも思えるこの秩序の世界で

 どう生きるか・・・

 ・・・・・・・・・・・・・

 

 それがジェジュンに対して

 お前が出来ることだ

 大切な事はジェジュンが身を持って

 見せただろう?

 

 

 苦しくても辛くても

 どんなに申し訳なくても・・・

 生きるしかないんだ・・・

 

 


 大きな理のなかで

 小さくても・・・

 何も変える事など出来なくても

 愛という秩序で生きて行け

 


 罰は私たちが受ける、

 天使なのだから・・・

 私もお前たちを守らなければ

 ジェジュンに何と言えばいい?」








ミカエル・・・・

あなたも同じ気持ちなんですね

この理不尽な秩序を

変える事は出来ない・・・



でもこの宇宙に存在する全ては無常です

刻々と変化するのも事実です

それが宇宙の真理

大きな視点では見えないけれど



いつか・・・・




何万・・・



何十万年・・・



何百万年先・・・




この二人が変えてくれるかも知れません・・・







そう願うのは自由でしょう?












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