舞桜
□シンデ…え?何だって?
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『バリボリバリボリッ……ズズーッあぁ…うま。あーむ…モグモグモグモグ…あ、そっちのポッ●ー頂戴ぬいぬい…えっ?セット準備終わったって?ヤベ、マイクスイッチ入ってんじゃん。めっちゃ煎餅バリボリやってたじゃん。うぉーい斎藤さーんスポット!スポットライトよろしくー』
斎「ズズーッ…承知した」
『えぇー…どこからだっけな。あ…ここか。ええーゴホンホンッあ、煎餅歯に挟まっ「しつこいっつーの!!早くやってください!!」今日もツッコミキレキレだねー』
『じゃあ改めまして………継母と義理姉たちが出掛けて数分後のシンデレあ、間違った。死ンデルラは黙々と雑用をこなしていました。ぷっ…土方さんが雑用とか…』
土「ちゃんと聞こえてるからなナレーター。…ったく…何で俺がこんな目に……」
『文句をぶつぶつ言いながら相変わらずの眉間にシワを寄せる死ンデルラ。そんな死ンデルラの前にキラキラとした光があらわれました』
土「あぁ?何だこれ…」
桂「何だこれではない、桂だ」
『なんと死ンデルラの目の前に魔法使いのババァがあらわれました。魔法使いのババァで通称ヅラ子です』
桂「ヅラ子じゃない、魔法使いのヅラ子だ」
『それどっちでも一緒な』
桂「それで、死ンデルラはお城の舞踏会に行きたいんだな?」
土「まだ言ってねーぞ。セリフとばすな「俺が舞踏会に連れていってやろう!!!!」オイ魔法使い話を聞け!!」
桂「だがな、いくつかパターンがあるんだが…まずはAコース。Aコースはドレスアップとメイクそれに付け加えオネェ言葉の体験レッスンつきだ。そしてBコースはドレスアップとメイク。それに付け加えオネェ言葉の体験レッスン。ここまでは一緒だがBコースは期限付きでな。だが期限以内に申し込むとなんと攘夷志士無料入隊体験ができる。俺としてはBコースがお勧めだが…どうする?」
土「はぁっ?…え……ちょっと待っ…」
『おお〜っと!死ンデルラ選手!!ババァの連続ボケについていけてないようです!!!!どうする死ンデルラ!!』
土「うるせぇーぞ!!てめぇはナレーターだろうが!何実況中継やってんだ!!!!」
桂「で、どうするんだ。時間がないぞ」
土「あのよ…もう少しまともなコースはねぇのか?」
桂「あるにはあるが……DXコースといってな…それは……」
土「それは?」
桂「そ…それはだな……っダメだ!!言えん!!」
土「いいからさっさと言いやがれ…俺もう疲れてきた…」
桂「後悔…しないか?」
『もういいからさっさと言えや』
桂「うむ………DXコースというのは……………ドレスアップとメイクが無料でできてしまう……恐ろしいコースなんだ「『どこがだ!!!!』」
ドゴォッ
桂「ぐぉっふっ!!!!」
『魔法使いヅラ子退場ぉー。次つぎー。予備の魔法使いトリオババァカモーン』
平「トリオババァって……しかも予備ってひでーなぁ…」
原「そんなこと言うなって。役があるだけマシだろうよ」
永「だな!!この俺様の筋肉を見せつけられれば何だっていい『はーい、筋肉をむやみにださなーい。退場させっぞー』
『…ってことで、新たな魔法使い登場。ほら、さっさと魔法かけて。早く死ンデルラ舞踏会に行かせてやって』
原「魔法かけろと言われてもなぁ……お前らやったことあるか?」
平「あるわけねーだろー。俺ら急に呼ばれたんだからさー」
永「こう…テキトーにやっときゃいいんじゃねぇか?」
『そうそうテキトーオケオケ。三人揃って魔法の言葉いやーいいんだよ』
平「例えばなんだよ?」
『びびでぃばびでぶーとかチンカラホイとか』
永「じゃああれでいくか」
原「だな」
平「分かったぜ!!んじゃー土方さん…じゃなくて死ンデルラ!いくぜ!!」
土「別に言い直さなくていいんだけどよ…」
『そんじゃー掛け声いきますよー。せーのでいきますよせーので。はい、せぇーのぉー!!』
「「「プリ●ュア!!メタモルフォーゼッ!!!!」」」
『人に聞いといて何なんだよアンタら!!!!そりゃ変身するけどね!アンタが!!』
キラキラキラ〜
『あーもぉ…めんどくせ。もういいや。はい、死ンデルラへーんしーん』
シャラララララララン☆
土「やっとか……ってオイ!!!!なんだこの格好!!!!」
平「ブハァッ!!なっ!なんだその格好!!!!」
永「にっ…似合わねぇ……」
原「軽くホラー…だな」
土「てめぇらがやったんだろうが!!!!なんだこの目がつぶれるほどの蛍光ピンクは!!!!」
『ぎゃっははははははははは!!あっははっはっはゲホゴホッーっあはははははは!!!!あははゲフッオエェッ!!ははははははははははは!!!!!!あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃげっほげーっほごほごほひぃーっひぃーっあはっはひっはひっげほげほげほっおえっ!!!!!!!!!!』
土「オメーは笑いすぎだ!!!!!!!!」
『だっ…だって!!ぷくっ…くふふふふっ…蛍光ピンクとかっ…つーかミニスカ!!!!似合わない!!似合わすぎる!!!!!!』
不「ほぉ…これはいい見物じゃねーか」
土「っ!!……………」
『お、無言の圧力攻撃。お三方逃げた方がよろしいのではー?』
永「そっ…そうだな〜…」
平「俺もう拳骨くらいたくねぇよ…って!左之さんいねぇ!!」
永「逃げやがったな!!おい平助行くぞ!!」
平「お、おう!」
土「待ちやがれっ!!!!!!!!!!!!!!」
『あ!ちょっ…死ンデルラ追いかけない!!話が進まないでしょ!!』
土「あ゛?」
『あ゛とか言わないの。濁点つけたって怖くないから。大体沖田さんと風間に見られてなかったんだからいーじゃん別に』
土「良くねぇ!さっきからステージ袖でバカ笑いしてんだよあいつら!!!!!!」
「「「あっはははははははははははは!!!!」」」
『………綺麗にドレスアップした死ンデルラはぁー「誤魔化してんじゃねぇっ!!!!!!!!!!」
ゴツッ!!
『いっ!!ーっ何で私!?』
土「全ての現況はてめーだろうが」
『ぐえっ!!むっ…胸ぐら…つっ…つかんだら…いっいきがぁっ…ちょっ!黒子!!幕閉めろ!!幕閉めろ!!』
新「えっ!?あっ!はい!!」
『斎藤さんもっ…ラッ…ライトッ…け…消し…』
土「まだ喋れる余裕あるみてぇだな。ちょっとステージ裏まで来い」
『ステージ裏…だとっ?はっ!ま、まさか!!ステージ裏でこの私によからぬことを…って痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!ちょっ…ウソ!冗談だから!!冗談だから!!ねっ!?』
土「再開は10分後だ。それまで休憩してろ」
ズルズルズルズルズル…
『死ンデルラ!?だみだよぉー暴力はー!あ、死ンデルラ。思ったよりスカート短かったみたいでパンツ見えそうだよ?あ、これはフンドシか。へぇー死ンデルラは赤フンかぁ〜』
ゴッツンッッッッ!!!!!!!!
『いっっっっっってええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!』