舞桜
□ルールは守りましょうね
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神楽「いよいよこの日がやって来ましたー。いったい今日は何人の男がチョコを貰えず少年の心がズタズタにされ家に帰るのでしょーかー。楽しみですね、桜アナウンサー。」
桜『そうですねー。何人の少年が大きめの紙袋を鞄の中に常備しそして、何匹の負け犬が薄暗い野路裏に消えていくのか、とっても楽しみですねー神楽アナウンサー。「ちょっと待てェェェェェェェェエエ」何でしょうか、志村カメラマン?』
新八「いや、誰が志村カメラマンだよ。しかもバレンタインの実況?!何やってんですか二人ともっ!!」
桜『だから、バレンタインデーに何人の少年が心をボロボロにして家に帰宅するんだろね?中継だよ。見てて分かんない?』
新八「分かりたくないわァァァァァァアアアどんな嫌味な実況中継やってんだァァァァァァアアア全国のモテない男子への嫌がらせだろォォォォォォォオオ」
桜『その他になにがある。』
新八「威張って言うなァァァァァァアアア……はぁ、本当に何やってんですか…これから試合なんですよ?」
桜『わぁってるよ。ちょっと遊んだだけじゃん。』
試合ねぇ…よーするに力試しでしょ?はぁ…めんどくさ。近藤さんに言われたとはいえ…やりたくねぇー。うん、土方さんのせいにしよう。土方マジうぜぇー。
新八「あのー…桜さん、声に出てます。それに前…。」
ん?前?
土方「…………」
桜『あ、あらぁ肘肩さん。ご機嫌麗しゅう?今日もいい天気ですわねぇオホホホホホホホ』
土方「(ドカッ『いてっ!!』お前ら何してんだ!!試合だっつってただろうが!!つーか、どさくさに紛れて俺の悪口を言うんじゃねぇ!!」
土方に頭叩かれた…。
神楽「な、何するねトッシー!!女の子は真綿にくるむように大事に扱えって母ちゃんに教わらなかったアルか?!」
桜『か、神楽ちゃん!!…お姉さん感動だよ…。』
土方「そのまま真綿にくるんで川に投げ捨ててやろうか?」
あんたは鬼か!!あ…鬼の副長か。悪口にならないじゃん。
土方「さっさと道場に来い。」
桜・神『いえっさー軍曹。』
土方「誰が軍曹だっ!!」