真撰組物語
□酔ってなくても酔ったふりして上司のヅラ取れ
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ここからちょっと書き方変えます
by夢主
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あれから近藤を介抱した桜は叩いてかぶってジャンケンポン大会を見物することにした。
山「えー勝敗は両陣営代表三人による勝負できまります。審判も公平を期して両陣営から、新八君、俺 山崎が勤めさせてもらいます」
山「買った方はここで花見をする権利+お妙さんを得るわけです」
新「なにその勝手なルール!!あんたら山賊?!」
山「じゃ君らは+真選組ソーセージだ!屯所の冷蔵庫に入ってた」
新「要するに、ただのソーセージじゃねーか!!いるかァァ!!」
銀「ソーセージだってよ、気張ってこーぜ」
楽「オウ」
新「バカかー!!お前らバカかー!!」
『新八、今更だから諦めな』
山「それでは一戦目
近藤局長VSお妙さん」
新「姉上、無理しないでください、僕変わりますよ」
妙「いえ、私がいかないと意味がないの…」
アハハハ手加減しませんよ!!と近藤が腕を組みながらお妙さんを見ている。
妙「あの人どんなに潰しても立ち上がってくるの…もう私疲れちゃった
全てを終わらせてくるわ」
新「(ヤバイあの瞳は…殺る気だ!!)」
近「ハイ!!叩いてかぶってジャンケンポン!!」
ええっと近藤がパーでお妙さんがグーか。
近「おーっとセーフぅ!!」
素早くヘルメットをかぶる近藤。だが…
新「セーフじゃない!!逃げろ近藤さん!!」
近「え?」
ゴゴゴゴゴゴッ
妙「天魔外道皆仏性四魔三障成道来魔界仏界同如理一相平等…」
変な呪文的なものを唱えながら、片足を台の上におき上からハンマーをかざして近藤の頭を狙っているお妙さん。
『やっちゃえお妙さーん』
近「桜ちゃんどっちの味方?つーか…ちょっ…お妙さん?コレ…もうヘルメットかぶってるから…ちょっと?」
ドゴッドシャァォァ
全員「(゜ロ゜)」
『ストライーク』
全員「(……ルール関係ねーじゃん)」
ピコピコハンマーでヘルメットごと殴られた近藤。ドサリッと音をたてて倒れてしまった。
「局長ォォォォォォ」
「てめェ何しやがんだクソ女ァァ!!」
妙「あ゛〜〜〜〜〜〜〜やんのかコラ」
全員「すんませんでしたァァ」
山「新八君…君も大変だね…」
『よく今日まで生きてこられたね』
新「もう慣れましたよ」
遠くを見る新八。
山「えーと局長が戦闘不能になったので、一戦目は無効試合とさせていただきます」
山「二戦目の人は最低限のルールは守ってください…」
ガンドゴドガッゴッバキガッゴドンッゴ
「おおおお゛もう始まってんぞ!!」
「速ェェ!!ものスゲェ速ェェ!!」
そこには高速スピードで叩いてかぶってジャンケンポンをしている沖田と神楽の姿があった。
「あまりの速さに二人ともメットとハンマーを持ったままのよーに見えるぞ!!」
ツッコミいいですかね
持ったように見えるんじゃなくて、持ったままなんだと思いますよ。
土「ホゥ総悟と互角にやりあうたァ何者だあの娘?奴ァ頭は空だが腕は真選組でも最強をうたわれる男だぜ…」
銀「互角だァ?ウチの神楽にヒトが勝てると思ってんの?奴はなァ絶滅寸前の戦闘種族“夜兎”なんだぜズゴイんだぜ〜」
土「なんだとウチの総悟なんかなァ…」
新「オイッ、ダサいから止めて!!俺の父ちゃんパイロットって言ってる子供なみにダサいよ!!」
『はーい、土方さんもう一杯どうぞ〜』
土「おぉ、悪いな」
銀「銀さんにもついでくれよ〜」
『はいはーい』
新「つーかアンタら何?!飲んでんの?!」
銀「あん?勝負はもう始まってんだよゲフッよし次はテキーラだ!!」
土「上等だ!!桜テキーラ持ってこい!!」
『はいよー』
新「勝手に飲み比べ始まっちゃってるよ…」
ビシッガッドカガキッゴッバシッガッ
「おお!!そうこうしているうちにこっちはもっと苛烈に!!」
「アレ?!ちょっと待て!!二人とも明らかにメットつけたままじゃねーか?ハンマーないし!!」
バキッうがぁぁぁあゴッ
「なんかジャンケンもしてねーぞ!!」
「ただの殴り合いじゃねーか!!」
新「だからルール守れって言ってんだろーがァァ!!」