真撰組物語
□非日常
3ページ/4ページ
銀時「うっせェなー。耳元でギャーギャー騒ぐんじゃねェよ」
桜『ぎぎぎぎぎぎ銀さん!!』
銀時「なんだよ。俺そんなに名前長かったっけ?」
桜『あんたの名前なんかどーでもいいんだよ…あのね?私…ト「トイレ行く前にもらしたか?」話きけや天パァァア』
銀時「んじゃ何だよ。俺だって暇じゃねェんだよ」
桜『年中依頼無いに等しいくせに!!このニートが!!お前なんかマダオで十分だ!!』
銀時「ニートじゃねェよ!!一応仕事してるからね?!銀さん立派な社会人だからね?!」
桜『その社会から出たグズだろ?!ゴミなんでしょ?!だから銀さんは天パなんだよ!!ハッ!!』
銀時「お前今グズつったな?!ごみつったなコラ!!つーか天パ関係ねぇだろ!!ガキごときが俺の何が分かるってんだよ!!」
桜『分かるし〜!!髪の毛が天パなことを気にしてて叶いもしない“サラサラヘアーになりたい”という夢を持っていて、糖尿病予備軍いちご牛乳とパフェがなければ生きていけない甘党野郎で、万事屋のオーナーで依頼が全く来ない毎日を神楽と新八と乗りきっている駄目人間が坂田銀時だ!!どぉ〜だ!!まいったか!!』
うぇっ…一気にじゃべりすぎた…吐きそ…
銀時「……お前…俺のストーカ『ちげぇよ!!』いや、だってそれしかねぇだろ!!何者だよおめぇ!!」
桜『トリップしてきた者だァァア』
銀時「………えェェェェェェェエエエ?!何言ってんのお前?!頭イカれてんのか?!トリップ?!イタイよ、中二病??」
桜『誰が中二病だ。』
銀時「中二病じゃねぇならなんなんだよ!!頭でもうったのか?そうだよな、うん。あれだ。銀さんと一緒に病院行こう。大丈夫大丈夫、怖くないから。パパがついてるから」
(グイッ
桜『え?あの、引っ張らないでもらえます?別にどこもうってないから。桜ちゃん正常だから。これがノーマルだから。てか、いつから私のパパになったの?』
(グイクイッ
いや、マジいつまで引っ張ってんだよ。これ周りから見たら怪しい絵面だよね。いい歳したマダオが女の子の手首掴んでる+高校生くらいの女の子がそれを嫌だと拒否っている=誘拐
誘拐とか不味いでしょ!!
桜『嫌だぁぁあ離してェェェエエ』
銀時「うおっ!!いきなり叫ぶんじゃねェよ!!なんか誤解されそうだろーがっ!!」
…そーじゃんんんんん!!私が叫んだらもっとヤバイ絵面になっちゃうじゃん!!
桜『や、やってしまった…』
銀時「お前バカだろ」
そーだよ。私はバカですよー。どーせっ私はウマシカですよーっだ。くそ、なんか悲しくなってきた…
桜『…ぐすん……。』
銀時「えぇぇえ?何でこのタイミングで泣くの?なんか俺が泣かしてるみたいじゃん…ね?お願いだから泣き止んで?300円あげるからァァア」
300円って…餓鬼か私は…。そーか私身長ちっさいもんねー、餓鬼ですよねー
桜『どーせ私は身長低いくそ生意気な餓鬼ですよ…ぐすん』
銀時「誰もそこまで言ってねェだろォがァァアなにこの子。もう銀さん心折れそう…」
??「そんじゃー俺がトドメさしてやりまさァ」
この声…