真撰組物語
□非日常
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桜『ナイスタイミング曲がり角!!』
って!!ここ…ごみ捨て場じゃん!!まぁ…この場合仕方ないか。
ごみバケツ盾にして隠れよう。
「どこいきやがった?!」
「兄貴っ、あっちにいってみましょう!!」
(タッタッタッ…
い、行ったかな?
桜『ふぅ…ひどい目に遭った…つーか………ここどこだよ』
ひとまず、ごみ捨て場から出よう。
桜『はぁ…そんじゃまず。右と左どっちに行こう。これはあれだね。ど〜ち〜ら〜に〜し〜よ〜う〜か〜な〜神様の〜言〜う〜と〜お〜り!!じゃっ、直進で。』
レッツゴー
桜『ぶべらっ!!』
………何かにぶつかった。
そぉっと顔をあげると…
「いってぇなぁー。前みて歩けよなガキんちょ」
銀髪頭に天然パーマ、そして死んだ魚のような目。和服か洋服かわかんかない服。
桜『え?あ、すんません………って、銀さぁぁぁぁあん?!』
銀時「あ?俺のこと知ってんの?やベーな、俺有名人?ちょ、サインならやんないよ?握手ならいいけどよ」
桜『有名人つーかなんて言うか、ジャンプの有名人だよね!!え?!え?!何で銀さんがここに?!ドユコト?!』
銀時「あれ?サインの流れ無視?つーかお前誰だよ。俺ァこんなコスプレ女の知り合いはいねぇぞ」
桜『コスプレ?』
ただの制服じゃん……
んーーー。
桜『銀さん一つ質問。ここどこ?』
銀時「はぁ?どこって、かぶき町だろ」
お前の頭パーなの?っと言いながら私をあわれみの目でみる銀さん。
てか……
桜『か、かぶき町?!それはマジでございまするかァァア?!』
銀時「マジだよマジ。つーかどいてくんない?俺ジャンプ捨てたいんだけど」
桜「あ、どうぞ……じゃなくて!!え?!本当にかぶき町?!嘘ついてない?!」
銀時「んなことで嘘つかねぇよ。なんなら、俺が嘘ついてたらお前にパフェ奢られてやってもいいんだぞ?」
桜『何でだよっ!!私なんにも得してないじゃん?!嘘つかれたあげくパフェ奢ってんじゃんっ!!』
つーか、え?かぶき町?私トリップしちゃったの?んな訳〜…
桜『あ』
“君、トリップって信じる?”
“世界が一変するかもね”
桜『あぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあ』
あのピエロ野郎ォォォォォォォォオオオ