真撰組物語

□日常
2ページ/4ページ



ーーーーーーー
今はお腹がへってくる三時間目。この時間は科学。私はこの時間が大好きだ。何故なら………

(ザワザワ…

ほぼ休み時間に等しい時間だから。

「ほら、静かに!!」

先生…無駄でしょ。だってあんたの授業の仕方が悪いんだから。何をしても特に怒られない。なんて素敵な時間なのでしょう。私はこの隙にお絵描きをします。

桜『あやつん!!みてみて!!イケメンうさぎ描いてみた!!』

絵を描いたルーズリーフを見せると無言でルーズリーフを取って何かを描き始める。そして無言で返ってくる。ルーズリーフを見ると…

桜『な、何これwww私のイケメンウサギがっ!!www酷いwww』

私が爆笑してると、あやつんが前で肩をふるわせて笑いをこらえている。あやつんは…酷いんだ…私の描いた絵を毎度のごとく落書きをして不細工にしてくれるっ!!
これが毎日のように続く。
そしてこれも毎日のように続く。

桜『彩花さん…消ゴムを返してください。』

「何を言っているの?これは私の消ゴムよ!!」

始まった…目を離すと私の消ゴムがあやつんのものになっている…。

桜『私のでしょ…返せー』

「返してほしい?」

桜『うん、そりゃー返してほしいよ』

「やだ」

何なんだこいつはっ!!

桜『いいから返せー』

「ふんっ!!しょーがないなー。返してやるよっ!!」

(バンッ

何故偉そうなんだ?
これもいつもの事。

こーして午前中が過ぎて午後の授業に突入する。
五時間目は…数Aか…
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ