真撰組物語
□日常
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今はお腹がへってくる三時間目。この時間は科学。私はこの時間が大好きだ。何故なら………
(ザワザワ…
ほぼ休み時間に等しい時間だから。
「ほら、静かに!!」
先生…無駄でしょ。だってあんたの授業の仕方が悪いんだから。何をしても特に怒られない。なんて素敵な時間なのでしょう。私はこの隙にお絵描きをします。
桜『あやつん!!みてみて!!イケメンうさぎ描いてみた!!』
絵を描いたルーズリーフを見せると無言でルーズリーフを取って何かを描き始める。そして無言で返ってくる。ルーズリーフを見ると…
桜『な、何これwww私のイケメンウサギがっ!!www酷いwww』
私が爆笑してると、あやつんが前で肩をふるわせて笑いをこらえている。あやつんは…酷いんだ…私の描いた絵を毎度のごとく落書きをして不細工にしてくれるっ!!
これが毎日のように続く。
そしてこれも毎日のように続く。
桜『彩花さん…消ゴムを返してください。』
「何を言っているの?これは私の消ゴムよ!!」
始まった…目を離すと私の消ゴムがあやつんのものになっている…。
桜『私のでしょ…返せー』
「返してほしい?」
桜『うん、そりゃー返してほしいよ』
「やだ」
何なんだこいつはっ!!
桜『いいから返せー』
「ふんっ!!しょーがないなー。返してやるよっ!!」
(バンッ
何故偉そうなんだ?
これもいつもの事。
こーして午前中が過ぎて午後の授業に突入する。
五時間目は…数Aか…