舞桜
□妄想ならタイムスリップなんておちゃのこさいさいさいさい
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茶髪ポニー「えぇ?!」
神楽「桜ならそれぐらい楽勝ネ!!」
茶髪「へぇ…君、バカな上に怪力なんだ。そんなんじゃお嫁に行けないね?」
桜『でっかいお世話だっ!!別に嫁になんて行かないからいいしっ!!一生恋なんてしないからいいしっ!!つーか、そこのマフラーっ!!さっさと刀を寄越せェェエ』
マフラー「っ!!すまない…」
え?なんか凄く落ち込んでるんですけど?!八つ当たりだったのに……………意外とガラスのハートの持ち主??落ち込んでる姿…可愛いなコノヤロー
桜「あぁ…うん。なんか…ごめんマフラー…。刀ありがとう。」
マフラー「大したことではない。」
一瞬で戻っちまったよ。落ち込んでる顔から真顔に一瞬で戻ったよ…顔芸で稼げるんじゃないの?この人。
まっ、そんなことより…
桜『会いたかったよォォォォォォォォォオオ紗々姫ェェェェェェェェェェェエエエ』
マフラー「…あんた刀が好きなのか?」
桜『好きだよっ好き!!紗々姫は特に好きっ』
マフラー「そんなにっ…今度、刀について語り合わないか?」
桜『やだ。話長そうなんだもん。』
マフラー「……………。」
ヤバ。また落ち込んでるよこの人…めんどくさっめぇんどくっさっ!!
新八「桜さん…この人ガラスのハートの持ち主みたいなんでもっと優しく…」
神楽「そーネ。あっちの世界のバカたちと一緒にしちゃだめアル。」
マフラー「き、気にするな。…俺は先に部屋に戻っている。」
桜『まってェェェェェェェエエそっち行っても壁しかないからァァァァァァアアア部屋の隅に移動しただけだからァァァア私が悪かったから!!今度話そうね?ね?!』
マフラー「本当か?…では今度話そう。」
笑ってるよ。心から微笑んでいるよ…可愛いなコノヤロー。あれ?さっきも言った?まっ、気にすんなってハゲるぞ?
茶髪ポニー「お前は刀じゃないのか?」
新八「僕は木刀なんです。桜さんみたいに真撰組じゃないので。」
黒髪ポニー「うちの隊士になるなら刀を持ってもらわなきゃならねぇな。」
丸眼鏡「でも、木刀でもいいでしょう。しかし刀は念のために持っておいてくださいね。」
新八「あっ、はい!!」
あっ!!そーいえば!!
桜『ねぇねぇ黒髪ポニーさぁーん。』
黒髪ポニー「なんだ?つーかぽぉにぃーってなんだよ??」
桜『めんどくさいからツッコまないでよ。私達女は男装しなくていいの??そこの子みたいに。』
黒髪ポニー「っ!!」
目が全開ですけど?ドライアイになっちゃうよ?
丸眼鏡「ほぉ…」
黒髪ポニー「…なぜ、こいつが女だと分かった?」
桜『匂い??』
新八「変態かお前はっ!!」
桜『あのなぁ!!毎日あんな男だらけのむさ苦しい場所にいれば自然と身に付くものなの!!学年を重ねるたびにカンニングの腕が上がっていくのと同じなの!!』
新八「どんな例え話だよ!!ほらあの子引いてますよ?!」
神楽「違うねネ。新八のくどいツッコミに引いたネ。」
新八「今の話で僕の眼鏡関係なくね?!」
??「あのー…そんなに分かりやすいですか?私の男装…」
桜『見る人が見れば分かるよー。分からない奴らは女を見る目が壊滅的に無いに等しいねっ』
茶髪ポニー「……………。」
筋肉「……………。」
この二人は気づかなかったんだな…
茶髪ポニー「べ、別に気づかなかった訳じゃねぇし!!なぁ?しんぱっつぁん?!」
筋肉「あ、あぁ!!………そーだよな!!」
桜『あんた達が気づかなかったなんて誰も言ってないけど?』
茶髪ポニー・筋肉「っ!!……」
神楽「図星アルか?お前ら最低ネ!!」
桜『ホントだね。こぉーんな可愛い子が男なわけないじゃん。…で。なんでこんな男だらけの動物園に可憐な女の子がいるの?』
優おじさん「雪村君はお父上を探しているんだ。それを新撰組は手伝っているんだよ。」
桜『へぇ…誰かの恋人で新撰組に連れ込んだとかじゃないんだ。つまんなぁーいのっ』
新八「どんな期待を抱いてたんですかあんたは…」
桜『はぁーい話戻しまーす。』
新八「無視?!」
はい、そーです。無視ですけどなにか??
桜『んでさぁー。私達も男装?』
黒髪ポニー「あぁそーだ。男所帯だからな。隊が乱れるからな。」
神楽「私嫌アルよ!!」
新八「神楽ちゃん??」
桜『神楽ちゃん、着物慣れてないもんねぇ。私も最近隊服しか着てないし。このままじゃだめ?』
黒髪ポニー「駄目に決まってる『神楽ちゃんと屯所で鬼ごっこやろうかなぁ?』
茶髪「いいね。僕も混ぜてよ。」
桜『おっ!!ノリいいねぇ。じゃっ、まずは手始めに黒髪ポニーの部屋のあたりから始めますかっ!!』
神楽「よぉーい…すたぁぁぁt「わかった!そのままでいいっ!!」」
桜『よっしゃ。』
新八「…苦労かけます………。」
黒髪ポニー「ほんとだな………。」
雪村「よ、良かったですね!!えっと……」
桜『月ノ瀬桜。桜って呼んでっ!!』
雪村「よろしくお願いいたします!!桜さん!!私は雪村千鶴です。」
桜『千鶴ちゃんね!!』
神楽「めっさ可愛いアルな!!」
千鶴「そんなことっ…」
照れてる照れてるっ可愛いなぁ( ´∀`)
てか…
桜『名前分かんなくね?』