舞桜

□妄想ならタイムスリップなんておちゃのこさいさいさいさい
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黒髪ポニー「そうだったな。どうする?近藤さん。」

優おじさん「隊士でいいと思うんがな……明日あたり試合をしてみてはどうだ?」

黒髪ポニー「試合か…そうだな。こいつらの実力もみてぇしな。」

試合ですか……可笑しいな。茶髪君がこっちをみてニコニコしてるよ…

黒髪ポニー「明日試合を行う。相手はここにいる幹部だ。いいな?」

桜「幹部でも昆布でもウコンでも何でもいいけどさ………」

新八「どうしたんですか桜さん?」

桜「………を……せ……」

新八「はい?」

桜『私……を……ぇせ………』

神楽「聞こえないアル。いつもみたいなバカデカイ声で話せヨ。」

…………………

桜『私の愛刀を返せつってんだァァァァァァァァァァァァアアアァァァァァァアアアアアア』

新八「うわっ!!」

茶髪ポニー「顔が土方さんみたいになってるぞっ?!」

茶髪「あははっそっくりだね。」

黒髪ポニー「それはどうゆう事だっ!!平助!!」

茶髪ポニー「俺だけ?!」

桜『いいからさっさと返せェェェェェェェェェェェエエエ』

(ドタッガッシャァァァンバコッダンダンダンッ

黒髪ポニー「あぁあぁ!!分かったから、これ以上屯所を壊すなっ!!…斎藤。」

マフラー「はい。」

黒髪ポニー「こいつらの武器を渡してやれ。」

マフラー「承知しました。」

(パタン…

マフラーがパシられた。なんか飼い主に忠実な犬っころみたいだな…ぷぷっ…やっば…想像したら、耳と尻尾が生えたマフラーが出てきたw

茶髪ポニー「暴れだしたと思ったら、今度はいきなり笑いだしたぞこいつ…」

赤髪「忙しいお嬢ちゃんだな。」

筋肉「平助が二人いるみてぇだな。」

茶髪ポニー「はっ?!俺は急に暴れだしたりしねぇよ!!それに笑う時はあんな不気味に笑わねぇよっ!!」

桜『黙れっクソガキ!!自然へ帰れ猿っ!!』

茶髪ポニー「また俺だけ?!理不尽っ!!」

知るかっ!!デリカシーとゆうものを知らないのかっ!!全部丸聞こえなんだよ!!

茶髪「平助だから仕方ないんじゃない?」

茶髪ポニー「みんなしてひでぇ…」

ふんっ…ざまぁみろっ!!

(スッ…

おっ!!マフラーがかえって来たァァァァァァアアア!!

マフラー「持ってきました。」

黒髪ポニー「ご苦労だったな斎藤。」

マフラー「いえ………」

赤髪「どうしたんだ斎藤?顔色が悪いな。」

茶髪ポニー「本当だ!!一君どーしたんだよ??」

マフラー「あぁ……それがな……この番傘…」

あぁ…はいはいはいはい。分かった。

桜『大変だったでしょ??その番傘運ぶの。』

黒髪ポニー「番傘運ぶのがなんで大変なんだよ?」

桜『それはねぇー…持った方が手っ取り早いから持ってみてよ。神楽ちゃんいい??』

神楽「別にいいアルよー。」

桜『お許しも出たので…はいっ、どーぞっ』

(ズシッ

黒髪ポニー「うおっ?!」

桜『分かりましたか?大変の意味。』

黒髪ポニー「あぁ…」

茶髪ポニー「見てるだけじゃ全くわかんねぇなぁ…土方さん、何が大変なんだ?」

赤髪「見るからには普通の番傘だよな?」

神楽「見た目はなー。でも、重さは全然違うネ。」

茶髪ポニー「重さ??」

桜『そー重さ。普通の人間が持って戦うには扱いきれない代物。ほら、持ってみな。よっと。』

茶髪ポニー「うわっ!!急に投げるなよ!!(ズシッ…って重っ!!こんなの持って戦うのかよ?!」

神楽「夜兎族だからそんなのへっちゃらネ!!」

茶髪ポニー「すげぇな!!ほらっ、しんぱっつぁんたちも持ってみろよ!!」

(ズシッ

筋肉「うおっ!!重てぇ!!」

赤髪「どれどれ…(ズシッ…確かに人間には扱えねぇなあ。…つうか、そこのお嬢ちゃんは片手で番傘投げてなかったか?」

桜『え?だって重くないもん。』
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