舞桜

□妄想ならタイムスリップなんておちゃのこさいさいさいさい
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うんとぉー……え?
今、俺等も真撰組だって言わなかった??………

桜『あのー…今なんて?』

黒髪ポニー「だから、俺は新撰組だっつってんだ。」

はい?…

桜・新・神「あァァァァァァァァァァァァアアアアアア?!」

桜『ないないないないないない…ここが真撰組?!えっ嘘でしょォォォォォォォォォォオオ?!』

新八「落ち着いて下さい桜さん!!よく考えてみて下さいよ!!ここが異世界だとするなら、僕たちの世界の真撰組とは別物じゃないですか??」

…あぁ〜なるほど。

黒髪ポニー「お前らのいた世界でも新撰組があったのか?」

神楽「あったネ!!あっちの真撰組は変人の集まりだったけどナ。」

神楽ちゃん…変人はやめて…つーか昨日の夜、あいつ等が言ってる屯所の表札チラッと見たけど…

桜『あのー…真撰組って真を選ぶ組って書きますよね??』

マフラー「何を言っている。新撰組の字は、新しく選ぶ組と書く。」

桜『あ、しゃべった。…ってマジですかっ!!私達の真撰組は真って書くんですよ!!』

茶髪「それって、漢字は違うけど同じ存在ってこと?」

桜『んーまぁ、そーなるのかな………てかっ!!ずるいよ!!』

新八「何がですか?」

桜『何で同じしんせんぐみで…こんなに顔の造りが違うの?!おかしいじゃんっ!!何でこんなにこっちは美形が多いんだよ!!ずりぃーよォォォォォォォォォォオオ』

新八「ずるいってそこォォォォォォォォォォオオ?!」

そこ以外にどこがある?!

丸眼鏡「…落ち着きましょうね。」

桜『はい。申し訳ございませんでした…』

眼鏡光らせて言わないでよ…

丸眼鏡「どうやら、あちらの世界でも新撰組があるようですね。貴方はその新撰組に入っていたのですか?」

桜『そうです。一応、副長補佐嫌々やっていました。』

茶髪「うわぁ…君、災難だったね。」

桜『分かります?』

黒髪ポニー「どーゆう意味だ総司!っ!!」

茶髪「どーゆう意味って、そのままの意味ですよ?耳悪くなったんですか?歳をとると大変ですねぇ。」

黒髪ポニー「てめぇっ…誰のせいで毎日毎日苦労していると思ってんだっ!!」

茶髪「僕のせいって言いたいんですか?やだなぁ人のせいにするんですか?鬼の副長ともあろう人が随分と姑息なマネするんですねー。『ちゅおぉっとまったァァァァァァアアア!!』どうしたの?」

桜『鬼の副長がいるの?!』

茶髪「いるよー。嫌われものの鬼さんがね。」

黒髪ポニー「大人しく聞いていれば…総司っ!!いい加減に!!」

丸眼鏡「まぁまぁ、ここはひとまず落ち着きましょう。今は彼女たちの事を優先しましょう。」

黒髪ポニー「ちっ…わかったよ山南さん。」

茶髪ポニー「で、どうするんだ?」

優おじさん「漢字は違えど、同じ新撰組なんだ!!困っている仲間がいれば助けるのが新撰組ではないか(ニコ」

桜「やばい…この人が天使に見えてきた…いや、天使通り越して神様だな。」

黒髪ポニー「…近藤さんが言うなら仕方ねぇ…お前らの身は新撰組預かりとする!!」

新八「本当ですか?!」

神楽「ここで暮らしてもいいアルか?!ご飯はご飯?!飯はどうなるね?!」

優おじさん「はっはっは、大丈夫だ。衣食住は必ず保障しよう。」

神楽「やったアルゥゥゥゥゥゥゥゥウウ」

新八「ありがとうございます!!」

桜『あの、ひとついいですか??』

優おじさん「ん?なんだね?」

桜『私達って隊士扱い??』
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