真撰組物語
□非日常
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「おい、小娘!!邪魔だどけ!!」
うーん…うるさい…
「起きやがれ!!」
桜『…うぅん……お母さん、今日は日曜だよー…Zzz』
「誰がお母さんだ!!いいからどけ!!」
桜『Zzz』
「兄貴、斬っちゃいましょうぜ!!」
…………え?斬る?切るじゃなくて斬る?いや、切るも嫌だけど斬るの方が嫌だよ。
ひとまず…起きよう
「やっと起きたな小娘!!そこをどけ!!」
桜『私まだ夢みてるのかな…目の前に化け物がいる。動物?人間?気持ち悪』
「んだと?!このクソガキ!!」
「兄貴やっちゃいましょうぜ!!」
え?え?なんで刀だしてるの?まだ死にたくないよ私。
桜『…逃げます』
(ダッ
「逃がすか!!」
「待ちやがれ!!」
桜『わぁぁぁぁあぁあ来るなァァア』
な、なんで?!正直な感想言っただけじゃん!!私って正直〜(*´∀`)じゃなくて…
桜『やばくね?これやばくね?なんで刀なんか持ってるの?てか、あれ人間?人間じゃないよね。百歩譲って人面犬とかだよね。つーか、かなり不細工だったな。不細工コンテストで優勝できるんじゃね?』
てか……どっかで見たことあるよーな町並みだな。でも来たことはないし…
寝ぼけて見知らぬ都市に来ちゃったのかな?私ってうっかりやさぁーん♪
桜『って………んなわけあるかァァァァァァアアアマジでここどこだァァア助けて!!誰が私を助けてぇえ!!』
「待てぇっチビガキ!!」
桜『誰がチビガキだ!!身長のこと結構気にしてんだからな!!牛乳毎日飲んでるのに身長いっこうに伸びないこと気にしてんだからなっ!!ハァッハァッ…』
ヤバイ…息切れしてきた!!どっかに隠れてやりすごさないとっ!!
桜『あっ!!あそこ曲がれば!!』