サンゾロ 恋人シリーズ

□馴れ初め
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「ったく、ゾロのやつ
人が心配してんのに」

そう、お分かりの通り、サンジもゾロが好きなのだ
ミホーク戦をみた時から
先程、ゾロが顔を赤くしたときは、本当に心配したのだ

「手、いたかったな」

サンジは、手をみる
まるで、自分には触られたくないという手のはたき方

「はぁ
みのりゃしねぇのに、なに期待してんだ、俺は」

サンジは、空をみる 
雲ひとつない青空だ
サンジがしばらく、ながめていると


「コック!!」

「ゾロ」

ゾロがやってきた 

「どしたんだよ、俺にようか」

「怒らせちまったから謝ろうと思って!!」

サンジが聞くと、ゾロが答える

「ゾロ」

「?
うわっ!!
何、すんだよコック!!」

サンジは、ゾロの腕をつかみ、自分の胸に抱きつかせる

「ゾロ、好きだ」

「えっ」

「愛してる」

サンジ、ゾロの口にキスをする

「ふわぁ///」

ゾロの顔が赤くなる

「わりぃな、突然
嫌だったよな
でも、ミホーク戦をみた時から惚れてんだ
さっきも、本当に心配だった
顔を赤くしてたからな
怒鳴って、わるかった」

サンジがゾロの頭をなでながらいう
すると、キュッ

「ゾロ?」

ゾロがサンジの服をつかむ

「て」

「手がどうかしたか?」

ゾロがサンジのてをとる

「わりぃっっ
痛かったろっっ」

「大丈夫だ、痛くねぇよ」

ゾロが泣きながらいうと、サンジは微笑みながら返す

「嬉しかったっっ」

「ゾロ?」

「本当は...嬉しかったんだっっ
叩いて...ごめんなっっ」

ゾロは、涙をポロポロ流す

「泣くな
泣かれたらいやだ」

「ひっく...あぁっ」

サンジは、ゾロの頭をなでながら、ハンカチで涙をふいてやる
今度は、叩かれることはなかった

「コック...ほんとか?
俺を愛してるってっっ」

「ああ、本当だぜ
愛してる」

サンジは、ゾロを抱きしめる

「嬉しい」

「えっ」

「俺も...好きだ...コック
大好きだ
初めて、出会った時から...ずっとずっと」

ゾロが、自分の思いを告げる

「ゾロ、これからはサンジって呼んでくれ」

「わかった、サンジ(微笑)」

サンジがいうと、今までで一番の微笑みを見せるゾロ

「ゾロ!!
愛してる!!
付き合ってくれ!!」

「サンジ、大好きだ///
宜しくお願いします」

サンジとゾロは抱きしめあう

「サンジ、キスしてくれ///」

「ああ、勿論だ」

「ん///」

サンジは、ゾロの口にキスをする

「もっと、キスしてくれ///
もっと、強く抱きしめてくれ///」

「何度だって、キスしてやらぁ
強く抱きしめてやるよ
好きだ、ゾロ
愛してる」

「サンジ、好きだ
大好きだ///」

サンジ、ゾロにもっとキスをし、ぎゅーっと力強く抱きしめる
こうして、サンジとゾロは恋人になるのであった

ー終わりー
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