犬夜叉受け
□殺犬
1ページ/1ページ
「くしゅん」
「平気か、犬夜叉」
「うん」
今日は殺生丸と犬夜叉は一緒にいた
「殺生丸、ごめんね」
「何がだ」
「折角、会えたのにっ」
「気にするな」
殺生丸は犬夜叉を抱き寄せる
「そういえば、お前と共にいた現代の人間に聞いたのだが」
「かごめ?」
「ああ、その女にキスをすると風邪で苦しんでいる人間が元気になるらしい」
「えっ」
「つまり、私がキスをすればお前は元気になるという事だ」
「殺生丸///んっ//」
殺生丸は犬夜叉の口にゆっくりキスをする
「殺生丸//風邪・・うつっちゃう//」
「お前の風邪なら構わん」
「馬鹿っ///」
犬夜叉は殺生丸のもこもこを握り締める
「ねぇ、殺生丸//」
「ん?」
「殺生丸はいつから・・俺が・・好きだった?」
犬夜叉の真っ直ぐの瞳が殺生丸をうつす
すると
「お前と最初に出会っていたとき、私は既にお前を愛していた」
「///」
「今は後悔している。
お前を手放した事を」
「///」
犬夜叉は風邪で顔が赤いのに更に顔がが赤くなる
「お前はどうなんだ、犬夜叉」
「俺も・・出合った時から・・好きだった///」
「そうか」
殺生丸は犬夜叉の頭を撫でる
「ねぇ」
「ん?」
「また会いに来てね///」
「当たり前だ」
殺生丸は微笑みながら言う
「犬夜叉」
「?」
「今はともに歩むことは出来ん」
「うんっ」
「だが奈落を倒したら共にすむぞ。
昔みたいにな」
「殺生丸っ」
殺生丸の言葉に涙を流す犬夜叉
「今度は絶対に離さん」
「うんっ。俺も・・離れないっ」
抱きしめあう殺生丸と犬夜叉
「愛しているぞ、犬夜叉」
「殺生丸、大好きっ」
殺生丸と犬夜叉はキスをする
そして次の日、犬夜叉の風邪は治りかごめ達の所に戻り殺生丸も邪見とりんの所に戻り旅を再開した
いつか奈落を倒し共に住めることを祈って
ー終わりー