ワンピース短編夢

□ゾロ
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「1119・・1120・・・」

『・・・・・・』

今日は鍛錬室でゾロは日頃からしている鍛錬。

レイは普段男部屋で読書しているが、今日は珍しく鍛錬室で読書していた

「ふぅ」

『ん?休憩か』

「おぅ」

ゾロは休憩に入るみたいだ

『ほら』

「おっ。サンキュー」

レイは、スポーツドリンクが入った出納を渡す

「かー、うめぇ」

『大げさだな』

「大げさじゃねぇって、本当に上手いぜ」

『どうも』


レイは、再び本に目をやる

「ほんと読書が好きだな」


『ああ』

ゾロの言葉に頷くレイ
そしてゾロはじーっとレイを見る

『?何だ』

「珍しいよな眼鏡かけるの」

『読書の時しかかけんからな』

ゾロの問いに答えるレイ

「あのよレイ」

『?何だ』

「いつもの様に剣の修行頼んでもいいか」

『別に構わんが休憩はいいのか』


「おぅ、十分に休憩したからな」

『分かった』

レイは扇を持ち立ち上がる
ゾロも刀を構える。
修行の時は一本である

「行くぜ」

『ああ』

ゾロの言葉に頷くレイ

「おらっ!!」

『・・・・』

「うらっ!!」

『・・・・・・』

レイは、軽々扇で避ける

『ゾロ、集中しろ』

「分かってんよ!!」

ゾロは剣を構えなおす

「(俺は強くなりてぇ)」


心に思うゾロ
そして

「おらーっ!!!」

『甘い!!』


「うをっ!!!」

ゾロの手から刀が離れる。

「はぁ、また俺の負けかよ」

『ふっ』

ゾロが悔しそうに言うと、レイは扇を閉じる

「いつになったら俺はお前に勝てる日が来るんだよ」


『まだ負けるつもりは無い』

「ちくしょ。いつか勝ってやるぜ」

『その日を楽しみにしている』

ゾロの言葉に読書しながら返答するレイ
そこに

「レイーっ!!!」

『っと』

ルフィが背中から抱きついてくる

『ルフィ、急に抱きつくな』

「にししし」

『にしししではない。離れろ』

「ちぇ」

ルフィは渋々ながら離れる

『それよりどうしたんだ』

「そうだ!!でかい魚を俺が釣ったんだよ!!
今日は豪勢にするってサンジが言ってた!!」

『ほぅ、頑張ったな』

レイがルフィの頭を撫でる

「だからご褒美くれ」

『は?』

ルフィはレイの口にkissをする

『!!!』

「にししし、サンキュ」

ルフィは満足げに微笑む
しかし

『ルフィ、いきなり何をする』

「何ってkissだろ?」

『いや、それはそうだが』


ルフィはレイが何を言いたいのか分かっていない
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