サンゾロ 恋人シリーズ
□ありがとう
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「よし、仕込み終了」
サンジはキッチンで、明日の仕込みを終えていた
「明日の朝は、和風だ
ゾロ、喜ぶといいが」
そう、明日の後は和風だ
和風は、ゾロの大好物だ
ゾロの事を思うだけで微笑みが止まらないサンジ
その時、ガチャ
「(誰だ?
夜食はさっき、持っていったよな)
今日の不寝番は、フランキーだ
しかし、夜食は既に渡している
他のクルーは、寝ているはずだ
サンジは扉をみる
入ってきたのは
「サンジ」
恋人のゾロだった
「ゾロ、どした?」
「仕込みがおわりそうな時間だったから迎えに来た」
「ありがとな」
ゾロの言葉に微笑むサンジ
「サンジ」
「なんだよ?
んっ」
ゾロは、サンジの口にキスをする
「どしたの?
お前からキスなんて」
「いつもありがとう///
でも無理すんな」
「サンキューな
でも、ゾロや皆には、最高の料理を食べてほしだよ」
「やっぱ
お前は最高のコックで、最高の恋人だ///」
サンジの言葉に、ときめきっぱなしのゾロ
「格納庫、行こうぜ、ゾロ
仕込み、終わったから」
「おう」
サンジとゾロは手を繋ぎあい、電気を消すと格納庫に向かった
サンジとゾロは、どちらかが不寝番以外は格納庫で寝起きしているのだ
......
ー格納庫ー
「ゾロ」
「ん?」
「明日は和風だからな」
「俺の大好物だ」
「楽しみにしてろよ」
「ありがとう、サンジ」
礼を言うゾロ
「ゾロ」
「んっ///」
サンジがゾロに、ゆっくりキスをする
「ゾロ、もっと口開いて舌出してみな」
「んっ...ふっ///」
ゾロは言われたように口を開き、舌を出す
サンジは、濃厚のキスにかえ、ゾロの舌と絡みあうようにする
「んふっ///
はぁ///」
「苦しかった?」
「ううん///
平気だ///」
ようやくキスが終わり、ゾロはサンジにもたれかかる
サンジの言葉に、ゾロは顔を赤くしながらいう
「ゾロ」
「なんだよ、サンジ」
「してもいい?」
「///」
サンジの言葉にゾロは顔を赤くする
ゾロだって、恋人同士ならセックスすることは知っている
だが、ゾロは、セックスをしたことも恋人を作ったこともないのだ
「サンジ」
「不安、ゾロ?」
サンジがゾロに聞く
「えっと...あのよ
ちょっと聞いていいか」
「ん?なんだよ」
「サンジはその...したことあんのか?」
「えっ、ああ
昔はあるけど」
ゾロの質問にサンジが答える
「その...
俺、恋人になるのもサンジが初めてだし...その...したこともねぇんだ///」
「はぁ?
そうなのかよ?」
「ああ///」
ゾロの言葉に驚くサンジ
まさか、したことがなかったことや、恋人がいなかったことにも驚いた
これだけゾロは優しいのだ
もててもおかしくないのに
「その...それでもいいかよ?///」
「大歓迎だぜ
むしろ、嬉しすぎる
お前の最初をもらえるなんてな」
「サンジ///」
サンジは、ゾロの頭を微笑みながら撫で、ゾロは顔を赤くする
「嬉しいけど、今度にすっか?
無理しなくてもいいんだぜ?」
「いや///
サンジだから怖くねぇ///」
サンジの言葉を聞き、ゾロはサンジに抱きつく
「サンキュー、ゾロ」
「んっ///」
サンジは、ゆっくりキスをする