不思議な出会い

□不思議な出会い
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「こら、サンジ!!
いつまで、働くつもりだ!!」

「「「!!!」」」

今日も、いい天気だ
サニー号は、ゆっくり進んでいる
すると、怒鳴り声が上がる
ゾロ達は、後ろをふりむく

「チョッパー、後洗濯物だけ」

「駄目!!
これは俺が引き受けるから、サンジは寝ろ!!」

チョッパーは、サンジにから洗濯かごを奪う

「サンジ
俺、昨日ゆっくり身体をならせって、無理するなっていったよな!!」

「あっ、ああ」

チョッパーの言葉にへんじをする

「なのに、料理に皿洗いまでして、今は洗濯物をほそうとしてる!!
いい加減にしろよ!!」

「けど
料理はナミさんとロビンちゃんに手伝ってもらったし
皿洗いは、ゾロとウソップが手伝ってくれた
洗濯物干すくらい」

チョッパーが怒鳴りながらいうと、サンジが俯きながらいう

「ふざけるな!!
自分では気づかないだろうけど、一ヶ月もベットにいたから、サンジの体力は落ちてる!!
本来だったら、まだ休んでて欲しいんだ!!」
げんに、さっきだって、ふらついてたし!!」

「それはっ」

そう、サンジは、さっき、体力がやはり落ちたのか、はたまた無理をしたのか、ふらついてしまったのだ

「無理に寝たくないなら寝なくていいから早く、ベットいけ!!
サンジ、ドクターストップ!!」

「わかったよ」

サンジは、男部屋に入る

「まったく、無理して!!」

チョッパーは鼻をふんとふき怒る

「「チョッパー、手伝うわ」」

「おう、ありがとう
ナミ、ロビン」

チョッパー達は3人で洗濯物を干す
30分後、洗濯物を干し終わるが


「なんか、変な霧ね」

「ほんと、なにかしらね」

「なんだ、あの霧は」

「なにも起こらないといいですか」

「不吉なこと、言うんじゃねぇよ」

前に変な霧が出てくる

「「「うわぁ」」」

そして、サニーは、霧のなかにはいる

「皆、大丈夫」

「「「「「おう」」」」」

「はい」

「ええ」

男部屋で仮眠しているサンジ以外がナミの言葉に返事をする

『ちょっとサニー号に戻ってきちゃたじゃない』

『変な霧に入ったからか』

『おい、大丈夫か
サンジ、お腹』 

『平気だぜ、ゾロ』

なにやら、船の中からこえが聞こえる
そして

『『『「「誰』』』」」」

皆の声が重なる

「「さ、サンジが女だ!!
可愛い!!!
でも、俺たちのサンジが可愛いけど!!」」

「おー、男のサンジの方が可愛いが、女の方も可愛いじゃねぇか」

「ヨホホホ
サンジさんは、男性でも女性でも可愛いですね」

「きゃー、可愛い!!
でも、私たちのサンジ君の方が可愛いけど!!」

「そうね、ナミ
確かにあちらも可愛いけれど、私たちのサンジの方が可愛いわ」

「てめぇら!!
サンジは俺のだ!!
てめぇらが可愛い可愛い言うんじゃねぇ!!」

ルフィ達が大声でいう

「皆!!
静かにしてよ!!
サンジ、寝てるんだから!!」

チョッパーが注意する

「「んじゃあ、チョッパーは、こっちのサンジが可愛いと思わないのか?」」


「可愛いとは思うけど、大声で話さないでよ
サンジが起きちゃうよ」

ウソップとルフィが代表して聞くとチョッパーがいう

『なんか、サンジは男みたいだな』

『そうみたいね
でも、不思議な感じ
自分と同一人物と会うなんて』
 
『恐らく違う世界の私たちが、あの霧にはいったことが会う切っ掛けになったのね』

違う世界のルフィ、ナミ、ロビン

『男のサンジ、どんなんだろ
男って言ってたけど』

『服装は一緒じゃねぇか』

『性格もスーパーこいつに似てんだろ

まぁ、同一人物だから俺たちにも同じことだが』

『ヨホホホ
不思議なこともあるものですね
男のサンジさんは、どういう人なんでしょ』

チョッパー、ウソップ、フランキー、ブルックがいう

『ゾロ、何怒ってんだよ』

『あいつら、お前より男の方が可愛いっていいやがった
むかつく』

『まぁまぁ
あってみいな、男の俺に
キッチンにいるのかな』

ゾロとサンジが話す

「皆、沢山の話し声が聞こえるけど一体...」

「「「「「「サンジ」」」」」」

「サンジさん」

「サンジ君」

サンジが、男部屋からでてくる
沢山の声がしたから起きてしまったらしい

「ふぇ?
ルフィ達が二人ずつ...(パタン)」


「「「「「「サンジー!!」」」」」」

「サンジさーん!!」

「サンジ君!!」

サンジは、パタンと倒れる
ナミ達は、サンジにかけよる

「大丈夫か、サンジ!!」

「しっかりして、サンジ君!!」

「大丈夫、サンジ!!」

ゾロ、ナミ、ロビンがいう

「チョッパー!!」

「皆落ち着いて!!
サンジは、びっくりして倒れただけだからすぐ目が覚めるよ!!」

「「「「よ、よかった」」」」


ウソップがチョッパーをよぶと、チョッパーがルフィ達にいうとルフィ達はホッとする


「とにかく医務室につれていくよ」

「俺もいく」

「ああ、頼むよゾロ」

ゾロは、サンジを抱き上げ、チョッパーと医務室にいく

『なんか失礼ね』

『だな
驚くのはむりないけど』 

違う世界のナミとウソップがいう
まぁ、倒れたことを知らないから仕方ないが

『おい』

「「「えっ」」」

『俺のサンジは女だが、こんなことで倒れない
そっちのは、男だろ
情けねぇな』

『ちょっ、ゾロ』

「「「なっ!!」」」

違う世界のゾロがいう
ルフィ達が何かいう前に

「誰がなさけないって?」

「「「ゾロ」」」」

ゾロがやってきた

「もう一度聞いてやる
誰がなさけないっていった」

『男のサンジだよ
なさけねぇだろ
こんなことで倒れて
心が弱い証拠だ』

ドカ!! 

「「「ゾロ!!」」」

『てめぇ』

「たて、もう一発殴ってやる」

ゾロが違う世界のゾロの顔を殴る

『やめてくれよ!!
おれが謝るから』

「引っ込んでろ」

『っ』

ゾロが睨み、違う世界のサンジは体を震わせる
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