大まる 恋人シリーズ

□大まる
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「もうすっかり秋だな」

「暑かった夏も終わりだね。
まる子、嬉しいよ」


「ふはっ。
秋は夏と違って涼しいからな」


「えへへ」


微笑みながら話す大野とももこ

「もも、見てみ。
やきいもだぞ」

「食べたい!!」

「あいよ、食べながら歩こうぜ?」

「うん」

大野とももこはやきいもの屋台に行く

「すみません」

「いらっしゃい」


「やきいもを2つ」

「二つで400円だよ」

「はい」

「まいどあり」


大野のは店主に、お金を払い店主からやきいもを2つ貰う


「もも」

「ありがと///」

「熱いから気をつけろよ」


「はーい」


返事をするもも


「行くぞ」

「うん」


大野とももこはやきいもを持ってない手で手を繋ぎ再び歩き始める


「おいしい」

「だな、上手い」


焼き芋を食べ感想を述べる大野とももこ
すると

「あっ」

「もも?」


「紅葉だよ、けんちゃん」

「へぇ」

一枚の紅葉が落ちてきた


「すげぇな」

「綺麗」


大野の言葉に同意するももこ


「けんちゃん」


「どした?」


「けんちゃんは何の秋」


秋にもいろいろある
スポーツの秋
食欲の秋
読書の秋
芸術の秋


「俺はスポーツの秋だな
ももは」


「まる子は芸術の秋かな」


「ももらしいな」


「けんちゃんもだよ」


微笑む大野とももこ


「でもね、けんちゃん」


「ん?」


「夢中になるのはいいけど、まる子も時々かまって」


「もも」


「時々寂しいよ」


「わりぃ。
でもサッカーしてるときも、もものことはちゃんと考えてっから」


「///」


大野の言葉に赤面するももこ


「じゃあ、約束ね」

「ふはっ。ああ」

指きりげんまする大野とももこ


「指きりげんまなんて久しぶりだな」


「まる子もだよ」


大野とももこはクスクスと一緒に笑う


「もも、愛してる」


「けんちゃん、大好き」


大野とももこは見つめあいゆっくりキスを交わす


「早く帰って二人っきりで過ごすぞ」


「うん!!」


大野とももこは仲良く大野家に帰っていくのであった


ー終わりー

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