大まる 恋人シリーズ

□大まる
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「けんちゃん、喜んでくれるかな」



今日は日曜日
大野と一緒に花見に行くことになった
ももこは右手に弁当を持っていた
そこに

「もも」


「けんちゃん」


大野がやってきた

「おはようさん」


「おはよう」


挨拶を交わす


「待たせたか?」

「ううん」



ももこの言葉にホッとする大野
そして、すぐにももこの右手に視線を移す


「弁当」

「うん」


「作ったのか?」


「うん。
お母さんとおねえちゃんに手伝ってもらって」

「食べるのが楽しみだぜ」


「///」


大野の言葉に赤面するももこ


「んじゃあ、電車に乗っていくか」

「うん!!」

大野とももこは電車に乗り移動した



「けんちゃん」

「どした?」

「気持ちいいね」


「だな」

「後ね」

「ん?」


「花見に誘ってくれてありがとう」

「おう。どういたしまして」



大野はももこの頭を撫でる
そして時間は過ぎ


「もも」

「何?」

「外見てみろよ!!」

「綺麗!!」


ももこの目に桜が写る


「もう少しだぞ」


「うん!!」


大野とももこは、目的地の駅に到着した
大野は自分とももこの代金を払う


「いこうぜ、もも」


「うん!!」

大野は、弁当を持ちももこと手を繋ぎ移動した



「暖かい」


「花見日和だな」


公園は桜が満開である


「けんちゃん」



「ん?」


「重くない?」


「こんくらいなんともねぇよ」


大野はももこの頭を撫でながら言う


「綺麗だな」


「うん。
凄く綺麗」


大野は一番綺麗な桜が咲いている場所を指す



「行くぞ、もも」


「うん!!」


大野とももこは、一番綺麗な桜が咲いている場所に走った


・・・・・・・
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