大まる 恋人シリーズ

□大まる
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「金魚!!!。
可愛い」

「確かに可愛いな」

金魚の屋台を見る大野とももこ

「いってみるか?」

「うん!!」

金魚の屋台に行く大野とももこ

「こんにちわ」


「らっしゃい。
兄ちゃん、1回100円だけどどうだい」

屋台の人が大野に言う




「もも1回やってみるか?」

「うん」

ももこは頷く


「すみません。下さい」

「100円ね」

「はい」


大野は店主に100円を渡す


「まいど。
ポイと皿ね」

「ありがとうございます」


ポイと皿を貰う大野

「もも」

「ありがとう」


大野はももこに渡し、ももこは礼を言いながら受け取る


「絶対取るから」

「(微笑)」

ももこは意気込み、そんなももこを微笑みながら見つめる大野


「えいっ・・・」


ももこはとろうとするが

「あー」

「破れちまったな」

「うんっ」


ももこはすくえずションボリする


「すみません」

「おぅ」


「もう一回」


「まいど」


大野は100円を払い、ポイと皿を貰う

「ふっ!!」


「凄い、けんちゃん」


大野は見事、黒い金魚を取った

「もう一匹だ!!」

「わぁ!!」


「へぇ、上手いな兄ちゃん」

大野は、赤い金魚も取った


「おら・・・・・あっ」

「あー」

「破れたな」


三匹目を取ろうとした大野だがポイは破れてしまった


「すみません」


「おぅ」


「2人分に分けてください」


「あいよ」

店主は2人分に分ける


「あいよ」


「ありがとうございます」

店主は二つの袋を大野に渡す


「もも」

「ありがとう」

大野は黒い金魚のほうをももこに渡す
ももこは礼を言いながら受け取る

「行くぞ」

「うん」


こうして金魚の屋台を後にする大野とももこ

「けんちゃん」


「ん?」



「この金魚、大切にする。
本当にありがとう、けんちゃん」

「俺もこの金魚をももだと思って大切にする」


「///」


大野はももこの頭を優しく撫い゛る
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