大まる 恋人シリーズ

□大まる
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ー祭り当日ー

ももこは神社前についていた

「(けんちゃん、どうしたんだろ)」

普段ならいつも10前に来ている大野がいない

心の中で心配になるももこ
そこに


「ねぇ、お姉さん」

「?」


「一緒に回らない?」

「1人じゃつまんないでしょ」

男性たちが声をかけてくる
いわゆるナンパだ


「あの・・待ち合わせをしてるので」


「いいじゃん、ほっとけば」


「そうそう。
時間に来ない人はほっとこうよ。
それより俺達と行こうぜ」

「あ、あの・・・」

ももこが困っていると

「誰だ!!」

男性の肩に一人の男性が手を置く
男性はきっとなり男性を振り向く
その男性とは


「俺のももに何してんの」

「けんちゃん!!」


その男性とは大野だった


「俺たちは今から2人で行動すんだ。
離れろ。
じゃねぇと容赦しねぇ」


大野がいうと男性達は去っていった


「もも、ごめんな。
辛い思いをさせちまった」

「ううん、平気だよ」

大野は、ももこに謝る

「あっ、けんちゃんも浴衣きてる」


「おお。
折角の夏祭りだし、お袋が着ていけってな。
けど浴衣って歩きにくいよな。
そのおかげで遅れちまった」

どうやら、大野は浴衣を着たため、ももこを待たせてしまったようだ

「けんちゃん、かっこいい///」


「どうも///
お前も可愛いよ」

「///」

大野に褒められももこは赤面する

「そろそろ回るか。」


「うん!!」


大野が言うとももこは返事をする

「ほら、手」


「けんちゃん///」

「浴衣だから歩きにくいしな」

「ありがとう///」


「ん」

「///」

大野の優しさに赤面するももこ
大野とももこは手を繋ぎ、屋台を回り始める


「沢山あるね」

「ここの夏祭りは屋台が沢山あって有名だかんな」


屋台を見ながら話す大野とももこ

「もも、わたあめ食うか?
すきだろ?」

「食べたい!!」

大野は、わたあめを買いに行く

「ほら、もも」


「ありがとう//」

「おお」



大野は、わたあめをももこに渡す

「おいしい」

「くくっ」

ももこは美味しそうに食べ、大野も微笑む

「けんちゃん」

「ん?」


「一緒に食べる?」


「俺も良いのか?」

「うん」

「あんがと」

大野もぱくりと一口食べる



「美味しい?」


「おお」


ももこが聞く


ももが微笑みながらいうと大野とももこさは微笑みながら再び手を繋ぎいうした
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