ベイカー街の亡霊と迷宮の十字路

□ベイカー街の亡霊
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今、奈々美達がいるのは221番地のBのドアの前
シャーロック・ホームズがいるとされている場所だ

「ここにあのシャーロック・ホームズが住んでるのか」


『ワトスン博士と一緒に借りてる下宿だよ』

奈々美がノックすると、中からハドソン婦人が出てきた

「こんな夜中にどちらさま?」

『あの、毛利奈々美といいます
ホームズさんにお会いしたいんですけど』


「ホームズさんとワトスン博士は出張でいませんよ」


『出張?』


「ええ、ダートムーアと言う田舎に」


『すみません、今日は何日ですか?』


「9月30日よ」


コ「9月30日?
ダートムーア?
(そうか!!)
バスカビル家の犬事件だ!!」


『ちょうど2人がロンドンを離れている時だ!!』



「(おい博士。どーなってんだよ)」

コナンたちが悩んでいると


「あなた達、2週間前の事件でホームズさんに協力して大手柄だったそうね。
さあさあ、お上がりなさい。
温かいミルク・ティーをいれて差し上げますよ」


『誰かと人違いしてるみたい』


「そうか!
俺達のこと、ベイカー・ストリート・イレギュラーズと間違えてるんだ!!」

「何だよ?それ」

『ホームズさんが雇った浮浪者の子供達だよ!!
大人じゃ入れない場所に潜り込んで、情報収集するたくましい少年達!!』


「ボク達少年探偵団の先輩ってわけですね!!」


「そういうこと!」

奈々美達はハドソン婦人に案内され、部屋へと入る事が出来たのだった



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