犬夜叉受け

□弥犬
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あれから2日後

「まだ目を覚まさないね」

「仕方ないわよ。
相当いやなめにあったんだもん」

珊瑚とかごめが犬夜叉を見ながら話す
あれから、かごめ達は楓の村に移動した
犬夜叉は2日経っても目覚めない

「犬夜叉、頼みます。早く目を覚まして下さい」

「・・・」

弥勒は犬夜叉の頬に手を当てながら言う

「法師様」

「弥勒様」

「弥勒」

「みゅう」

弥勒の名前を呼ぶ珊瑚たち

「私はお前がいないと・・生きている意味が無いんです。
お願いですから・・目を覚ましてください」


犬夜叉の体を起こし犬夜叉の顔を自分の胸に当てながら言う弥勒。
すると

「ううん」

「犬夜叉?」


「弥・・勒」

「犬夜叉!!!」

2日後ようやく起きた
鋼狼の願いが通じたのだ

「目を覚ましたんだね」

「良かった」

「珊瑚・・・かごめ・・」


珊瑚が犬夜叉の右手を握り、かごめが左手を握る

「心配したぞ・・犬夜叉!!」

「みゅう!!」

「七宝・・雲母・・」

七宝が犬夜叉に抱きつき、雲母は犬夜叉の頬を舐める

「心配したんですからね」

「弥勒」

「目が覚めて・・良かったです」

「悪かっ・・たな」

「いいんですよ。お前が目を覚まして・・くれたんですから」

弥勒は安心のせいか涙が止まらない


「弥・・勒」

「どうしました?」

「信じてた・・」

「えっ」

「弥勒なら・・きっと・・きて・・くれるってっ」

「犬夜叉っ」

犬夜叉の言葉を聞き、弥勒は涙を流す


「ありがとうっ」

「犬夜叉!!!」

犬夜叉を思いっきり抱きしめる弥勒
弥勒は不安だったのだ。
大切な人を失うではないかと
だが犬夜叉は目を覚ましてくれた
凄く嬉しい気持ちになった
そして弥勒は誓った
もう絶対に犬夜叉を危険な目には会わせないと
こうして弥勒は勿論、かごめ達も犬夜叉を失わずにすんだのであった

ー終わりー
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