犬夜叉受け

□殺犬
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ー奈落の城ー

「で、どうするんだい。
前はしこんのかけらを使っても押し戻したんだよ」

そう前に赤子を抱かせたときは犬夜叉の強い思いで、かけらを押し戻したのだ。

「これを使え」

「何だい、これは」

「勾玉だ」

「勾玉?」

奈落は勾玉を手に乗せ、神楽に見せる

「これを犬夜叉の額に乗せて埋め込め」

「ああ」


神楽は勾玉を奈落の手からとり、犬夜叉の額に置く。
すると勾玉は犬夜叉の体に入る


「それで何なんだい、勾玉って」

「これで犬夜叉を私は操れるようになった」

「へぇ」

神楽と奈落が離していると

「ううん」

「お目覚めかい、犬夜叉」

「ここは」

体を起こす犬夜叉
犬夜叉は神楽たちが分からなくなっていた

「犬夜叉よ」

「犬夜叉?」

そして自分の名前すら分からなくなっていた

「わしは奈落。
お前を養っているもの」

「奈落様?」

「犬夜叉よ、今から敵が現れる」

「敵?」

「私をそやつから守れ」

「はい」


奈落の言葉に返事をする犬夜叉

「(ふっ、殺生丸たちがどうするか楽しみだ)」

犬夜叉を見ながら微笑む奈落であった。

・・・・・・・・・・

ーかごめ達ー

「あれは」

「城か」

かごめ達は城の近くまで来ていた

「しこんのかけらの気配」

「それから奈落の気配です」

「じゃあ、ここに奈落がおるんじゃな」

「一刻も早く助けてあげないとね」

「がぅ」

城を見ながら話すかごめ達

「凄い邪気じゃな」

「犬夜叉様は無事かな」

邪見とりんが城を見ながら言う
その時

「ほぅ、早かったな」

「「「奈落!!!」」」

奈落が外に出てくる

「奈落、犬夜叉はどうした」

「安心しろ、殺してはいない」


奈落は不適に笑いながら言う
そこに

「「「犬夜叉!!」」」



犬夜叉が出てくる

「(無事だったか)犬夜叉、早くこちらにこい」


殺生丸は無事だと分かりホッとする

「犬夜叉よ、奴らを倒せ」

「「「えっ」」」

「はい、奈落様」

犬夜叉はかごめ達に迫る
そして

「散魂鉄爪」

「「きゃ!!」」

「くっ」

「わぁ」

「がぅ!!」

弥勒達は何とか避ける

「な、何をするか!!」

「犬夜叉様!!」

邪見とりんは阿吽のお陰でよけることが出来た

「犬夜叉」

「ふふっ」

殺生丸が犬夜叉を見ながら呼ぶと、奈落が不敵に笑っていた

「貴様、奈落。何をした」

「操らせてもらった。ただそれだけだ」

「何」
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